ギャガー日本一決戦「大秒殺」が間もなく開催

COWCOWが主催する、日本で一番面白いギャガー（ギャグをするひと）を決める大会「大秒殺2009 ～ No.1ギャガー決定戦」が8月23日に東京ドームシティJCBホールにて開催される。今年2009年は前哨戦も多く開催され、昨年を凌ぐ熱戦が繰り広げられそうだ。チケットは現在、各プレイガイドにて発売中。

2008年8月18日、日比谷野外大音楽堂にて台風の最中、のちに伝説となる嵐のようなギャグイベント「大秒殺」が開催された。COWCOWが長年続けてきたギャグイベント「秒殺」がこの日、芸歴・事務所を超えた名実ともに史上最大のギャグの戦いとして結実したのだ。この年は、椿鬼奴、カナリア安達、世界のナベアツ、ケンドーコバヤシ、FUJIWARA原西、東京ダイナマイト、猫ひろし、村越周司、小籔千豊、そして村上ショージなど、この世にギャグを流行らせた名手からギャグのイメージがない意外な人物まで約80名が登場。

決勝に残ったのは、Bコースハブ、ピース又吉だった。ハブは芸人の間で天才と称されるほどのギャガー。一方の又吉は、普段シュールな芸風のイメージが強いが、実は秒殺イベントの常連。独特な風貌を逆手にとったギャグは好みを問わず観客の笑いを誘っている。最終決戦では、手堅いギャグで攻める又吉に対し、柔軟な肉体と絶妙なワードチョイスで攻めたハブが会場を爆発させ優勝を決めた。

今年は、はんにゃ、しずる、フルーツポンチなど人気の若手も登場。特にはんにゃ金田のギャグセンスは COWCOW多田に「実は認めたくなかった」と言わせるほど。ハブも先日の「よしもと大運動会」でMVPを獲得するなど、その勢いは衰えていない。さらに、最近目覚ましい活躍を見せるもう中学生、新婚の品川庄司・庄司など、総勢100名以上が参戦。誰が優勝してもおかしくない状況となっている。

年々会場が大きくなっているこのイベント、COWCOWが目指しているのは日本武道館だ。伝説の目撃者になりたい人は、ぜひ1度観戦してみては。