いつの時代も劇場が基盤、内村光良MC「ただただ楽しかった」ネタ特番明日

明日8月21日（日）、内村光良がMCを務める特番「そこそこチャップリン」（テレビ東京系）が放送される。先日行われた収録後、MCの内村光良とプレゼンターのピース綾部が感想を語った。

今回は、スピードワゴン、麒麟、東京03、ナイツ、ニッチェ、「じわじわチャップリン」チャンピオン大会優勝者がネタを披露。収録を終えた内村は「ただただ楽しかった」と率直にコメントし、トップバッターを務めたスピードワゴンについて「最近では1人ひとりが立ってるから、きちんと本来の漫才を見られてよかった。息もあってて、すごくいいなあと思いました」と感心した。観客がどのコンビのパフォーマンスも温かく拍手を送っていた様子には、「深夜の『じわじわチャップリン』が浸透してきてるのかなって、ちょっとうれしかった」と手応えを語る。

「じわじわチャップリン」のチャンピオン大会を勝ち抜いた芸人は本日8月20日（土）の放送で明らかに。チャンピオンとなった芸人を、綾部は「やっぱり劇場でウケてなくてテレビでウケるってないと思いましたね」と評価し、自身が若手の頃は月に2回必ず新ネタをおろしていたという内村も「劇場やライブハウスで力をつけるっていうのはいつの時代も変わりませんね！」と頷く。そんな内村は、後輩たちのネタを見る際、コントに限って「東京03に入ったら、角田の位置だったら……」などと自分だったらどんな芝居をするか考えてしまうと告白した。

また今回の「そこそこチャップリン」では“そこそこ芸人”たちによるネタだけでなく、“ふきだまり芸人”や「そこそこチャップリン」おなじみのダンディ坂野ら多数が登場する30秒ネタコーナーにも注目を。綾部は「僕らは30秒でって言われたら何もできない。30秒で『こういうコンビです』ってわかるような色がそれぞれ出ていました。漫才師の方もきっちり30秒で笑いを取るのがすごいなあって思います」とアピールしている。