鳥居みゆき、初の短編小説集を発売

鳥居みゆきが初の著書となる短編小説集「夜にはずっと深い夜を」を8月7日に発売する。

全編書き下ろしとなる本書に登場するのは、過剰な愛情、コンプレックス、欲望を抱えた女たち。「きたないものがきらいなきれいなお母さん」「真夜中のひとりごとが止まらないシズカ」「花言葉で未来をうらなう華子」「地獄にとりつかれた女」「同窓会であだ名が思い出せない佐々木さん」「一匹の虫から人生が狂いはじめるのり子」など、壊れゆく女たちの孤独が不気味な挿画とともに表現されている。タイトルから装丁まで、鳥居みゆきの世界観が凝縮されたこの一冊。読書家としても知られる彼女の新たな表現活動に注目が集まる。

8月22日には、福家書店新宿サブナード店で12時から刊行記念イベントを開催。8月5日から整理券が配布される。