映画「サウスポー」試写会にスタスタローン乱入、場内を走り回って絶叫

昨日5月26日、映画「サウスポー」の試写会付きイベントが都内で実施され、スタスタローンが出席した。

これは、意識的に涙を流して心のデトックスを図る「涙活（るいかつ）」と映画「サウスポー」のコラボイベント。試写の前には、特別ゲストの泣石家霊照が親子をテーマにした泣ける落語（＝泣語）を披露した。

泣語で会場が感動的な雰囲気に包まれる中、場内には突如として映画「ロッキー」のテーマが。ポカンとする観客をよそに、スタスタローンは試合中のロッキーに扮した格好で登場し、客席を走り回る。そしてステージに上がると両腕を突き上げ「エンドリアーン！」と絶叫した。

続けてスタスタローンは「『サウスポー』が感動映画とか言ってやがるけど、ボクシングの感動映画といえば昔も今も『ロッキー』だろ！ 『サウスポー』なんて絶対に認めない！」と声を荒げる。しかし、彼はまだ「サウスポー」を観ていないのに文句を言っていることが判明。観客とともに同作を観賞することになった。

作品の上映後、再び客席を走り回りながら登場したスタスタローンは「俺はやっぱり『サウスポー』なんて認めない！……と言いたいところだけど大号泣ですよー！」とまさかのリアクション。感動したポイントを語りながら「さすがのロッキーも感動しましたよー。本当いいですね！ フォフ、フォフ、フォーフ！」と絶賛する。

最後にスタスタローンは「サウスポー」に“WKE（ワールド・感動・映画）ヘビー級”のチャンピオンベルトを贈呈。「感動ボクシング映画の新チャンピオンだ！ エイドリアーン！」との大絶叫でイベントを締めくくった。

アントワーン・フークアが監督を務める「サウスポー」は、ボクシングの元世界チャンピオンが亡き妻と最愛の一人娘のために再起を目指すスポーツドラマ。6月3日（金）より全国公開される。