相方役・林遣都が「師匠」と呼ぶ好井、「ゆくゆくはスパークスでルミネ出番を」

昨日5月22日、東京・新宿明治安田生命ホールにてNetflixオリジナルドラマ「火花」の“イッキ見試写会”が実施され、その後の舞台挨拶にキャストの井下好井・好井、とろサーモン村田、林遣都、波岡一喜、監督の廣木隆一が登壇した。

全10話を1日かけて一気に上映したこのイベント。好井は「ケツ痛あてしゃーないでしょう!?」と朝10時から20時過ぎまで「火花」を鑑賞した観客の体の具合を心配する。しかし林が「関係者以外の方に観ていただいて、感想を生で聞けるのは今日が初めて。どうでしたか……？」と恐る恐る尋ねた際には、会場からは大きな拍手と「よかった！」という元気な声が。また波岡が、劇中の神谷がやるように「今日はみなさん来てくれて、ありがとう！ ありがとう！ ありがとう！ ありがとう……！ 地獄！ 地獄！ 地獄！ 地獄……！」と来場者1人ひとりを指差しながら感謝を伝えると、客席はドッと沸いた。

お笑いコンビのスパークスとあほんだらを演じる4人が揃ったということで、トークは漫才シーンの話題が中心に。漫才だけ切り取っても面白くなるよう、台本をベースに相方役の林とともにネタを練り上げたと語った好井は、「ゆくゆくはスパークスでルミネ（theよしもと）出番をいただけたらなって思いながら練習してました」とも話して笑いを誘う。林が「井下好井さんのライブを観に行って純粋に面白いなって思った。もう師匠ですね」と言えば、「その師匠の単独ライブが5月29日にありますので……」と、チャンスとばかりに告知を放り込む。

一方、波岡を相方役とする村田は「とろサーモンは1回も練習せずに舞台に出たりするんですけど、波岡さんは本当にしっかり練習してくれて」と本来の相方である久保田を引き合いに出してコメントし、あわせて「ただ作家の人に見せたら、練習しすぎてて、『棒読みになってて全然おもんないです』って言われてね（笑）」と失敗談も披露。質疑応答の場面では、林のデビュー時からのファンだという女性を巡り、「泣いてるやん！ 遣都、抱きしめて来い！」と指示する波岡に「何を吹っかけてんねん、あいつは！」と村田がツッコんだり、本当に抱きしめに行こうとする林に「ほんで行こうとすなよ！」と好井がツッコんだりと、賑やかなやり取りでも楽しませた。