昨日6月2日、Netflixオリジナルドラマ「火花」の完成披露試写会が東京・Zepp DiverCityで行われた。
本日6月3日に世界190カ国での配信が開始された本作は、売れようともがく若手芸人・徳永と天才肌の先輩芸人・神谷が、“笑いとは何か、生きるとは何か”を模索していく物語。試写会後には舞台挨拶が実施され、原作者の
お笑いコンビ・スパークスのツッコミ、山下真人を演じた好井は自己紹介したあとに「本当に僕のこと誰も知らないと思うんです。隣の人に聞いても、隣の人も知らないと思います」と自虐気味にコメント。しかし「この作品で激(げき)売れるやろなと確信してまして。どのシーンでも特大ホームランを打ったなと思ってます」と自画自賛し、会場の笑いを誘った。
村田は、お笑いコンビ・あほんだらの大林和也を演じたことについて「こんな三流芸人がビッグチャンスいただきまして。一番喜んでいるのが僕の母親」と語る。さらに「母親は、宮崎の山奥に住んでいるんですけどNetflixに加入しました。分厚いテレビなのに4Kのに加入したみたいで。まだ『火花』はやっていなかったので、『テラスハウス』を観ていたそうです」と報告した。
一方、又吉は「言葉としておかしいですが、原作者としてこの作品に関われてよかったなと感動しました」とドラマを絶賛。また「たまたま僕、今日6月2日が誕生日で。自分が書いたものをめちゃくちゃ才能のある人たちに映像にしてもらえるというのは、僕の人生に対するご褒美やなと感じています」と述べ、「さっき本番前にみんなで1つの部屋に集まって、ドラマ完成のお祝いのケーキが届いたんですが、一瞬自分の誕生日ケーキだと思ってちょっとだけうれしそうな顔をしてしまって。それも含めて僕らしい誕生日になったなと思ってます」と現在の心境を語る。
撮影時の話題に移ると、林は「(相方役の)好井さんという信頼できるパートナーがいてよかった。同じ時間を過ごしていくうちにセンス抜群で怪物級に面白い人だなと……」と発言し、好井からはすかさず「しゃべりづらくなるわ!」とツッコミが。しかし林はなお「本当、感謝しかないです」と熱い思いを伝えていた。
続く波岡も、相方役を務めた村田について「超人的にツッコミがうまい。すべてを任せきって村田くんに『あほんだら』を作ってもらった」とべた褒め。その村田は「撮影中の待ち時間が長いからやることがなさすぎて、波岡がコチョコチョとか浣腸してくるんですよ。でも本番になったらロバート・デ・ニーロみたいな顔で出ていく。すごい切り替え。さすが役者さんやなと思った」と振り返った。
なお複数の海外メディアが取材に訪れたイベントでは、挿入歌「二人で feat. 西内まりや & YU-A」を担当したSPICY CHOCOLATE、西内まりや、YU-Aも登場。ミニライブを行い、会場を盛り上げている。
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- Netflixオリジナルドラマ『火花』公式サイト | 全10話 独占配信中
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
又吉「本番前にみんなで1つの部屋に集まって、ドラマ完成のお祝いのケーキが届いたんですが、一瞬自分の誕生日ケーキだと思ってちょっとだけうれしそうな顔をしてしまって」/「火花」完成披露で好井が“激売れ”確信、誕生日のピース又吉も登場 https://t.co/X3gEOMPxWY