アンガールズ単独で新作コントにざわめき、合同コントはハプニング続出

アンガールズの単独ライブ「～ゴミにも息づく生命がある～」が4月25日と26日の2日にわたって東京・本多劇場にて開催され、アンガールズをはじめ、ドランクドラゴン鈴木、鳥居みゆき、鬼ヶ島アイアム野田、ブルーリバー川原が出演した。

これはアンガールズにとって約7年ぶりとなる単独ライブ。開演前には田中による“影ナレ”が場内に流れ始めたかと思いきや、その正体はデルピエロ山口だったという仕掛けがファンを楽しませる。やがて幕を開けたライブで、アンガールズが披露したのはすべて新作コント。田中演じる男性の密やかな趣味が取り返しのつかない災難を招く物語を皮切りに、繊細な人間心理を描いたストーリーや2人の肉体的な接近、「気持ちいい」と評判の店で田中が快感を得るさまなどが客席の大きな笑いとざわめきを誘い続けた。

幕間に上映されたVTRでは、山根と田中がそれぞれ身体を張ってとあることに挑戦。田中と母親が電話で繰り広げるやりとりもファンをなごませた。

鈴木や鳥居らゲストの芸人たちは、田中作・演出の舞台「田中が考え中」の特別編で顔を揃える。田中と鈴木の掛け合いに始まり、とある同窓会の様子を描いたこの合同コントで、6人の登場人物たちは意外な事実を打ち明けていった。27日の公演では、田中が「いつもの鳥居さんを消してもらった」と評した鳥居の芝居が全体を引き締めた一方、鈴木と野田が想定外の言動を繰り出して会場を大いに盛り上げる。エンディングトークで田中は「ハプニングデーでした」と笑顔で振り返った。

この公演の様子を収めたDVDは7月27日に発売される。