小籔と山里の新番組「ハッキリ5」初回収録、トークの地肩観てほしい

小籔千豊と南海キャンディーズ山里がレギュラー出演する新トークバラエティ番組「ハッキリ5～そんなに好かれていない5人が世界を救う～」（ABC）が4月10日（日）にスタートするのは既報の通り。先日都内のスタジオにて番組収録および記者取材会が行われた。

この番組は昨年2015年10月放送の同名特番がレギュラー化されたバラエティ。小籔や山里を筆頭とする「世間にそんなに好かれていないからこそ嫌われることを厭わず、ハッキリと物申す」メンバー、通称「ハッキリ5」の5名が、さまざまなテーマについてトークを展開する。

取材会で小籔は、ABCで23時台にレギュラー番組を持ったことに「気合いが入りすぎて、しゃべりすぎました。例えるなら『地元のエエ女とラブホテルに行けた』みたいな（笑）。学生時代の高嶺の花と飯行ってる感じです」と喜びを隠さない。山里も小籔の発言に同調しつつ、「今回僕らにやらせていただいたことに対する恩を返すには、どうしたらいいか？ それは、ブレーキを外して問題発言をいっぱいすることだと思っています！（笑）」と意気込みを見せた。

「誰に番組を観てほしい？」という記者の質問に、小籔は「しゃべる時間やタイミングなどに制限がある番組が多い中で、この番組はフリートーク。他局の編成の方たちに、『（小籔や山里って）これだけ地肩があるんだ』というところを観てほしい」と訴える。山里は「僕らの発言をエンタテインメントとして楽しんでくれる人たちに観てほしい。『ホントに面白かったよ！ いい悪口だったぜ！』って」と願いつつ、「悪口を話しておきながら、観る人を選ぶなんておこがましいですね（笑）」と殊勝に語った。

「ハッキリ5」メンバーのうち3名は週替わり。初回にはドランクドラゴン鈴木、森三中・黒沢、インパルス板倉が登場し、「女」「芸能界」「プロ」といったテーマで語り合う。小籔は「すべてがわかりあえるわけではない。板倉の話には結構『はあ？』っていうのもありましたし。黒沢の話はすごいわかるなあと思ったので、僕は黒沢と近いのかも。鈴木くんに至っては、何をしゃべっているのかもわからなかった（笑）」と収録を振り返った。

なお「ハッキリ5」はABCで放送されるほか、WebサービスのTVerでも配信される。山里は「『TVer』の話は（収録が終わってから）事後報告で聞いたので今、若干震えてます（笑）。でも、もう走り出しちゃったんで止まれない。このまま行きます！ 怒られるのも慣れてるし（笑）」と全国への配信に腹を括った様子だった。