昨日3月19日、
RGは昨年10月、自身の「あるあるバスツアー」とテレビ東京系「廃墟の休日」とのコラボとして「RGと廃墟をめぐり廃墟あるあるを一個だけ見つけるバスツアー」を実施。この旅ですっかり廃墟の魅力にハマり、世界遺産としても有名な廃墟スポット・軍艦島でのツアーを企画した。
前回のツアーではラグビー日本代表・リーチマイケルに扮していたところ、後日リーチマイケル本人からユニフォームをもらうという奇跡を起こしたRG。今回は昨年末の「オールザッツ漫才2015」(MBS)やイベント「RGのあるある紅白歌合戦」で披露した芥川賞作家・羽田圭介として、本人からもらった「スクラップ・アンド・ビルド」Tシャツを着用して参加した。
1曲目にはシャネルズの「ハリケーン」を選び、ソーラーパネルあるある「だいたい斜め」を軽めに歌い上げる。続くGLAYとEXILEのコラボ曲「SCREAM」で長崎・諫早あるあるに挑戦。さらに長崎出身の福山雅治にちなんで「HELLO」をチョイスすると、「こんなヒット曲歌ったことないから恥ずかしい」と照れながらも完璧にモノマネしてみせ車中を盛り上げる。
浦上天主堂で写真撮影したり、バスで出島を通りかかったり、中華街で食事をとったりと、廃墟以外にも盛りだくさん。空き時間には羽田圭介の仕上がりに不満を覚えるRGが、「みんな、オラに力を貸してくれ!」と参加者の化粧品を使ってメイクを直し、準備万端で軍艦島に向かった。朝から小雨の降る曇り空だったにも関わらず、船が軍艦島に到着する頃には晴れ間が。上陸した瞬間、目の前に広がる絶景にRGもツアー客も大興奮。全員がしばし記念撮影にのめり込んだ。時間やルートが限られている中、RGは廃墟ポイントごとに「スクラップ・アンド・ビルド」の表紙をしっかり見せたポーズを繰り広げ、参加者たちもその瞬間を逃すまいと必死にRGを追いかける。
興奮するあまり、肝心の軍艦島あるあるを一切歌わないまま軍艦島を後にしてしまったRGは、次の廃墟スポット・小菅修船場跡で挽回。ゴダイゴの「ガンダーラ」に乗せて、「船で『(島の形が)戦艦土佐に似てる』と何度も聞かされる」「上陸して急かされがち」といった軍艦島あるあるを夕日をバックに歌唱した。
日帰りコースの人たちと「スクラップ・アンドー!」「ビルドー!」というコールアンドレスポンスで別れたあとは、長崎ちゃんぽんの発祥地といわれる中華料理店・四海樓で宿泊コースの人たちと宴会。楽しい場になるはずが、最初にRGが常連メンバーの集まる席に着くとクレーム合戦が勃発してしまった。ファンはRGのネタやライブの質向上を願いダメ出しを連発。それにカチンときたRGが「もっとあるあるで笑ってええんちゃう?」「あるある言えるの当たり前やと思ってない? すごいねんぞ!」と言い返すと、ファンも「あるあるが少ない!」「関西でのライブ時間が短い!」「あのライブはどうなったの?」とヒートアップする。
「情報の発信が下手」というクレームには、「和牛みたいに(Twitterの)インフォメーションアカウント作れや!」とRGが注文。しかし「めんどくさい」の一言であしらわれた。「もっと褒めてー!」と泣きそうなRGだったが、ファンの「でも、いつもすごく面白いから来てるんです。歌うまいし」という愛の詰まった言葉に納得。最後は恒例のサイン会と撮影会で和やかに幕を閉じた。
このツアーの模様は、参加者が「#RG0319」「#廃墟の休日」を付けてTwitterに投稿しているのでチェックしてみては。次回はどんなツアーが組まれるのか期待しよう。
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