マキタスポーツpresents Fly or Dieレコ発に「レッツゴーヤング」世代も熱狂

Dar'k～nessことマキタスポーツ率いるバンド・マキタスポーツpresents Fly or Dieが、アルバム「矛と盾」の発売記念ライブを3月5日に東京・WWWにて開催した。

「矛と盾」は1月20日にリリースされた、バンドにとって初のフルアルバム。「映画かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」の主題歌や、「ゴッドタン マジ歌ライブ in 東京国際フォーラム」で披露された「残響FANATIC BRAVE HEART featuring 鈴木このみ」、マキタ主演ドラマ「PANIC IN」（BSスカパー！）の主題歌で大森靖子が作詞を手がけた「あいしてみやがれ」など、CDには全11曲、12inchアナログには全10曲が収められている。

対バン相手のJin-Machineからバトンを受け取ったFly or Dieは、Dar'k～nessの「よく来たな、幕開け or Dieだ」という宣言でライブをスタートさせる。まずは「マジ歌選手権」で知られる、初期Fly or Dieの代表曲「Virgin Marry～聖母マリア～」をいきなり最高潮のテンションで演奏。舞台上に従えたダンサー“下僕”も手拍子や振り付けで客席を煽っていった。

「矛と盾」からは「約束」「ダーク・スター誕生」などを演奏。「あいしてみやがれ」ではDar'k～nessが「あいして？」「みやがれ！」と観客とのやり取りを繰り返す中、途中「レッツゴー？」と振ってみる。客席からしっかり「ヤング！」とレスポンスが返ってくると、かつて放送された音楽番組「レッツゴーヤング」を知っている層が多いことにDar'k～nessは驚きを隠せない。

またフロアに鈴木このみの姿を発見すると、ステージに上げて一緒に「残響FANATIC BRAVE HEART」を歌唱。このほか、「世界にひとつだけの花」へのオマージュ曲「世界中にある花」、アルバムの表題曲「矛と盾」、対バンのFeaturing16との「アタシの彼はビジュアル系」などを披露し、興奮のままに幕を下ろした。

「矛と盾」発売記念ライブは今後、3月12日（土）に大阪・十三ファンダンゴ、3月13日（日）に愛知・APOLLO BASEでも実施される。