コロチキが憧れの2700と「さぁ」！BKB、髭男爵、ムーディは「妖精」に

コロコロチキチキペッパーズが昨日1月17日、東京・ルミネtheよしもとにて単独ライブ「コロコロチキチキペッパーズ in ルミネ～東京で初単独だぞ！こりゃやっべぇぞ！～」を開催した。

昨年、コンビ結成4年目にして「キングオブコント2015」優勝を果たし、拠点としていた大阪・よしもと漫才劇場から活躍の場を一気に広げたコロチキ。東京での初の単独ライブとあって、会場は立ち見の出る超満員に。中にはナダルの舞台衣装と同じとっくりのセーターを着てやってきたファンの姿もあった。

幕が上がると、舞台には小学生の格好をした西野。「キングオブコント」決勝の1本目で披露したコント「妖精」だ。西野扮する、友達を作りたい泣き虫のたかしは、ナダル扮する妖精のリオンに優しく声をかけてもらい喜ぶが、「泣いてしまうとリオンが天空の世界に戻ってしまう」と聞くとせっかくできた友達を失う想像をして泣いてしまう。リオンにお別れを告げられ、次は泣かないと決心したたかしのもとに、今度はリオンではなくバイク川崎バイクが登場し会場を驚かせた。

BKBは「今日から僕たちベストフレンド！」とたかしを喜ばせるも、「ヒィーア！」のポーズをたかしに直撃させてしまう。その痛みでたかしが「オイル（涙）を漏らさない」という約束を破ったため、「僕、急にバイバイ」とすぐに去っていった。そしてたかしが「もう泣かない」と誓いを強固にしたところで、「チャラチャッチャッチャラッチャ～」の歌声が。エコーを効かせたマイクでムーディ勝山が歌いながら近づいてくると、それだけで泣いてしまうたかし。ムーディは「あの頃あんなに笑ってたやん。8年経ったらもう泣くんか？」「リアルにルミネ久しぶりやったからもうちょっと歌いたかったわ」と戸惑いながら消えていく。

「もう涙は枯れ果てた！」と心を入れ替えたたかしは髭男爵にも出会う。しかし髭男爵が貴族のお漫才「未来から来た少年」を始めると序盤で泣き、ひぐち君の「もうちょっと一緒にいたカッター」でさらに大声で泣きわめいた。冒頭のコントから豪華なゲストを迎えたこの単独ライブでコロチキは、自身のコントや漫才だけでなく、ナダルが仕切るバラエティ番組を模したゲストトーク、憧れの先輩・2700と「ラビニュートゥザフューチャーゲーム」やギャグ作成で盛り上がるコーナーなどを展開。さらに自身を王者に導いてくれたコント「卓球」では2700との試合を繰り広げ、最終的に味方も対戦相手も関係なくSURFACEの「さぁ」にあわせて派手に動きまわった。

最後はコロチキの2人が観客にサインボールをプレゼント。「これからも応援お願いします」と挨拶したほか、3月4日（金）に大阪・なんばグランド花月で単独ライブを開催することをアナウンスした。コロコロチキチキペッパーズが2016年、どんな飛躍を見せるのか期待しよう。