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「やめんでよかった」コロコロチキチキペッパーズ、KOC優勝に感涙

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コロコロチキチキペッパーズ

コロコロチキチキペッパーズ

昨日10月11日、東京・赤坂TBSにて行われた「キングオブコント2015」(TBS・MBS系)決勝でコロコロチキチキペッパーズが優勝。生放送直後に開かれた囲み取材で喜びを語った。

初の決勝進出でエントリー総数2455組の頂点に立ったコロチキ。結果がわかった瞬間、ナダルは涙を流しながらも「優勝、やっべえぞ!」とギャグを交えてコメントして大会を締めくくった。

コロコロチキチキペッパーズ コメント

──優勝の感想は?

西野:びっくりしすぎて、まったく実感がないですね。なんでここにいて、このジャケット着てるのかもわからないくらい。でも楽しかったことだけ、はっきり覚えてます。

ナダル:僕はあんまり楽しくなくて緊張感がすごくて、2本目噛んじゃったりしてすごく迷惑かけた。優勝が僕らって呼ばれたときに実感沸いて、お世話になった人とか、いろんなことがよぎって素直にうれしかった。

──この喜びを浪速のみなさんに。

西野:キング獲ったぞー!

ナダル:俺らが8代目キングや。どや!

──ファイナリスト10組の中で一番後輩でしたね。

西野:一番下っていうのはこういう大会では関係ないなって思った。自分らの面白いことをただただやるだけで十分やと思ってた。それをあんな素晴らしい方々に審査される。楽しさしかなかったです。

ナダル:ずっとテレビで観てただけの舞台で、上がれるだけでもすごくうれしかった。正直僕らが一番面白いとは思ってなくて、ほかにも面白い人はいっぱいいる。僕らは運とか全部あって獲れたもの。8代目を背負ってネタ作っていきたい。

──審査員にどんなことを言われたか覚えてますか?

西野:全部残ってます。松本さんが1本目に95点付けてくれて、「面白かったに尽きる」って言ってもらえた、って信じられない。2本目は僕らはめちゃめちゃ好きなネタで、いろんな人に「あれはやめとき」って言われたりしたけど、設楽さんが95点すぐに付けた、って浜田さんが言ってくれて、夢のようです。

ナダル:本当に僕も一緒なんですよ。全部一緒。(設楽が)即決で高く付けてくれたのですごく印象に残ってます。

──賞レースの優勝は1回もない?

西野:ないです。準決勝ですら初めて。いつも2回戦とかで負けててアカンなって。でもこの2つのネタは1年くらい前の単独ライブでできたネタで、いつかやりたいとどっかで思ってた。

ナダル:1回戦ではCDが止まって西野がアドリブで乗り切った。準決勝も音響が変になって乗り切った。最後は僕がミスっちゃいましたけど、1回戦でCD止まってから何かありそうな予感はありました。

──ゴールデンタイムの全国ネットで生中継は初めて?

西野:初めてです。生でネタをやるなんて。編集とかでどうにもならないから、練習、アホみたいにしたな?

ナダル:アホみたいにしたな。

西野:今日の朝9時くらいまで寝てたら「コンコン」ってホテルのドアがノックされて「こんな時間に誰?」って覗き穴見たら、めっちゃ緊張した顔のナダルさんが立ってて「練習したい」って。けっこうその前もしてて、スタジオ入ってからでいいと思ってたくらいなんですけど。完璧にできた?

ナダル:完璧にできなかった(笑)。

西野:楽しかったやろ?

ナダル:いや、楽しくなかった(笑)。2回目は本当に楽しめなかった。

──ナダルさんの声で得してると思いますが。

ナダル:またそんなこと言って。中学のときは先輩に呼び出されて、「音楽のときに全力で歌うな。響き渡るから」と。あと僕ものすごい引き笑いなんですね。ラッパみたいな音が鳴るんです。それでサッカー部の先輩に「そのムカつく笑い方やめろ」と。その感じで笑ったらグラウンド全部僕がトンボかけなアカン、みたいな。正直悲しい過去はあったんですけど、笑いで跳ね返しました。

西野:なんなん!? 全部なんなん!

ナダル:今となっては感謝ですね。父親と母親は別段いい声ではないんですけど、弟は僕とそっくりな声。父親と母親でうまいことこうなったんでしょうね。……わかんないです。声帯の部分は。

西野:でも……結成して1週間後くらいに「やめたい」って言われたことがあって。

ナダル:せやな。活躍してなかったので、先輩に「お前みたいな奴絶対売れへん」って言われて、西野がせっかく組んでくれって言ってくれたんですけど、僕、西野は絶対面白い奴やと思ってたんで西野の足を引っ張ってしまうんじゃないかって思って……。足引っ張りたくないから解散したいと思ったんですけど、西野が全力で止めてくれて。「簡単な気持ちで組みたいって言ってない」って、5時間くらいずっと諭されて。「絶対俺がヒデさん(=ナダル)売れさせたる」って。あ、僕ヒデキなのでヒデさんって言われてるんですけど(笑)。(西野は)7個(歳)下なんですけど、本当うれしくて。やめんでよかった……。

西野:7個上に見えへんけどなあ(笑)。その結成の年(2012年)のキングオブコントの1回戦通ったら続けてくれってお願いして。3カ月後の1回戦で初めて受かったんですよ。そのときの喜びが今でも忘れてないです。ナダルさんを引き止められたっていうのと、初めて賞レースに受かったっていうので。

──優勝賞金の使い道は?

ナダル:やまなみホールで(ライブをすること)。村民の血税を削って作ったホールなので。そこでお笑いできたら。僕は本当に田舎出身で、京都唯一の村で南山城村ってあるんですけど、いろんな人にお世話になったので、お笑いで恩返しできたら。

──ホールのライブやって、余ったお金は?

西野:どうしよう考えてなかった。どうする?

ナダル:親に半分渡したい。親は(お笑いやることを)反対していたんで。僕大学出て、社会人3年やって、いきなり芸人になったので、「そんなふうに育てた覚えはない」って。最近ちょこちょこ仕事させてもらって、「がんばれ」って。感謝してます。

──ちなみにどんな経歴?

ナダル:近畿大学農学部水産学科で。僕、魚めっちゃ好きで、毎日釣りしてて。その釣った魚を、庭に池を作って飼ってた。繁殖とかしてたんです。で、飼育員になりたかったんです。学芸員の資格を取って、水族館で働きたかったんですが、倍率がすごく高くてなれなかった。水産学科なので、食べ物のほうに流れて、行き着いたのが漬物屋。

西野:何に行き着いてるん?

──出てみたい番組は?

西野:ナダルさんは今“いい声の人”なんですけど、人間がけっこう“やっべえぞ!”なんです。だから「ロンドンハーツ」とかでドッキリとかかけられたら。単独ライブのVTR収録で催眠術をかけたら、めちゃくちゃかかって。そういうのをどっかで見せたい。やばいんで!

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