スーパー戦隊映画で悪役演じる山里が覚悟「これからは子供にも嫌われる」

本日1月6日、映画「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」の完成披露イベントが東京・新宿バルト9にて開かれ、ゲスト出演者の南海キャンディーズ山里らが登壇した。

この作品は、テレビ朝日系で放送されている「スーパー戦隊シリーズ」の最新作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」と前作「烈車戦隊トッキュウジャー」がタッグを組んだ特撮映画。イベントには山里のほか「ニンニンジャー」から西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、多和田秀弥、「トッキュウジャー」から志尊淳、平牧仁、小島梨里杏、横浜流星、森高愛、長濱慎が登場した。

ニンニンジャーとトッキュウジャーの前に立ちはだかるマッドサイエンティスト・闇博士マーブロを演じた山里は、劇中と同じ衣装でステージへ。「まだ上映前だから子供たちも笑顔を見せてくれてますけど、たぶん映画観たら僕のこと嫌いになると思うんで、お母さんたちはネットとかしないように止めてあげてください！」と笑顔で挨拶する。

司会から悪役としてキャスティングされたときの心境を聞かれると山里は「また僕のことを嫌いになる層の幅が広くなると思いました。女子中高生までで止まってたけど、これからは子供にも嫌われる。覚悟を決めていかないと」と回答。続く「山里さんがスーパー戦隊をプロデュースするとしたらどんなものを作りたいですか？」との質問には「人の人気に便乗ばかりする“便乗戦隊ノルンジャー”っていうのを。レッドの候補はピースの綾部さんですね。敵は又吉にしようと思います」と答え、会場の笑いを誘った。

イベントでは、今年の干支・猿のぬいぐるみを持った周りのキャストを見て「俺だけ渡されてないのよ！」と不満を漏らす山里のもとへ、猿の着ぐるみをまとった相方・しずちゃんが駆けつけるひと幕も。しずちゃんは「今日はこんなイケメンだらけの合コンに呼んでもらってありがとうございます」と挨拶。また観客から「かわいいー！」と声をかけられ「わかってる！」と返答するが、山里からは「今かわいいって言った人は国から派遣されたボランティアの人だけどね」と茶々を入れられていた。

イベント後には舞台挨拶も行われ、長濱としずちゃん以外のメンバーが出席。出演者たちから、戦隊ヒーロー特有の名乗りをムチャ振りされた山里は「炎上なんて怖くない！ マーブロ！」「炎上なんかおいらにとっちゃキャンプファイヤー！」と決めてみせ、場を沸かせていた。

「手裏剣戦隊ニンニンジャーVS トッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」は、今月1月23日（土）に全国ロードショー。