「タモリと鶴瓶」新春SPで堺雅人とロケ、タモリと鶴瓶が遂に出会う完全版も

「タモリと鶴瓶」の新春スペシャルが既報の通り1月2日（土）に放送される。本日12月13日、東京・NHKにて取材会が行われ、タモリ、笑福亭鶴瓶、堺雅人が出席した。

「ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 真田丸スペシャル」と題し、タモリと鶴瓶、そして2016年大河ドラマ「真田丸」主演の堺雅人が、「真田丸」ゆかりの地、長野県上田市でロケを展開。タモリは町の歴史や地形にこだわって、鶴瓶は土地柄や地元の人々にスポットを当てながら、それぞれの旅を通して真田家の本拠地である上田を紹介する。旅は上田駅前からスタートし、上田城で「ブラタモリ」チーム、「家族に乾杯」チームにわかれた。堺雅人は前半に「ブラタモリ」、後半に「家族に乾杯」のロケに同行している。

取材会では今回コラボが実現した「ブラタモリ」と「家族に乾杯」について、タモリと鶴瓶が両極端で水と油のようだとコメント。鶴瓶は「歴史とか地形とかまったく興味がない」と話し、ロケ中も歴史に詳しいタモリと堺を置いて1人で歩いていった場面もあったことを明かす。鶴瓶が「今生きている人が大事」、タモリが「我々は死者との対話（が大事）」と、冗談交じりに相容れないことを強調しつつも、「お互いにできない番組」と認め合った。

この掛け合いを楽しそうに見ていた堺は、ロケに参加してみてどちらの番組にもう一度出たいかと酷な質問を受けて苦笑い。「個人的な好みは『ブラタモリ』。でも生の人と触れ合いなさいと教えてくれたのは『家族に乾杯』。なのでどちらも！」とうまく両方にアピールして報道陣の笑いを誘った。

なお12月30日（水）には、タモリと鶴瓶が毎回ゲストを介して会おうとするも会えない「タモリと鶴瓶」の完全版が放送される。これまでの9話をまとめてオンエアするとともに、タモリと鶴瓶がついに出会い、完結を迎える予定だ。また1月2日（土）には「ブラタモリ」のアンコール放送も。詳しくはNHKオンラインで確認を。