加藤茶が理想の最期語る「人を笑わせながら野垂れ死ぬのもいい」

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昨日11月23日、イスラエル映画「ハッピーエンドの選び方」の公開直前PRイベントが都内で開かれ、加藤茶とIMALUが出席した。

加藤茶

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「ハッピーエンドの選び方」は、安楽死ができる装置を発明した老人・ヨヘスケルが認知症の兆候が現れた妻と向き合う姿をユーモラスに描いたヒューマンドラマ。イベントでは、加藤とIMALUが同作にちなんで“終活”をテーマにトークを繰り広げた。

加藤は作品について「死という題材にしにくいものを笑いを交えて描いた脚本がすごくいい。笑えない題材をうまく笑いに持っていっている。ドリフターズ時代は死そのものを直接的に描くコントは怖くてできなかったからね」と絶賛。また「俺ももう歳だし、去年も危ないときがあったから、映画に出てくる“最期を迎える装置”があったらいいなと思いました。誰にも迷惑をかけず苦しまなくていいからね」と映画のテーマを身近に感じている様子だった。

自身の死に際については「みんなには笑って送ってもらいたいね。だから死ぬときのネタを考えています。“加トちゃんペ”は無理だけど棺桶から花火を打ち上げたりするのもいい」と大胆な提案。さらに「認知症になって外に出て行ったら(妻には)そのまま探さないでほしいね。人を笑わせながら野垂れ死ぬのもいい」と芸人ならではの生きざまを語る。

「ハッピーエンドの選び方」の公開直前PRイベントに出席した(左から)加藤茶、IMALU。

「ハッピーエンドの選び方」の公開直前PRイベントに出席した(左から)加藤茶、IMALU。[拡大]

またトーク中に加藤の妻・綾菜さんとIMALUが同年代であることが明らかになると、加藤は思わず「IMALUちゃんも俺よりももっと年上の人を好きになるかもしれないよ」とニヤけ顔。IMALUも「確かに年下よりも年上のほうが好きかも」とまんざらでもない様子を見せるが、これに対し加藤は「高木ブーはオススメできないけどね。あの人は寝てばかりだからダメだよ。俺より確実に先に逝くんじゃないかと心配してるくらいだから」と話し、会場の笑いを誘っていた。

映画「ハッピーエンドの選び方」は11月28日(土)に全国公開される。

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(c)2014 PIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION.

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