「イメージ通り実現できてよかった」佐久間一行12年目のルミネ単独大成功

佐久間一行の単独ライブ「佐久間一行SHOW2015 joint～ジョイント～」が9月18日から20日まで3日間にわたり、東京・ルミネtheよしもとにて行われた。公演には日替わりゲストとして18日にピクニックとシューレスジョー、19日にロバート秋山、20日にココリコ田中が登場。この記事では19日の公演の模様をレポートする。

オープニングはスクリーンに映し出されたロボットのシルエットからスタート。幕が落ちるとロボットに扮した佐久間が「ムテキノロボ」のテーマソングを歌い踊って、客席を盛り上げた。続いては日常の中で気づかないうちに変化してしまった事柄に対し「いつの間に!?」と驚く瞬間を挙げていくフリップネタ。「いつの間にかこの場所にあったデパートがなくなっている」「いつの間にか外が暗い」など、日常の中にある些細な気づきで観客の共感を呼んでいた。

そのほか居酒屋での微妙な心理戦を再現したコント「残り1個」や、佐久間の扮装に観客のざわつきが収まらなかった「フラワーアレンジメントショー」、リズム・音ネタの「帰り道」、身近な危険を予測する「教習所」などのネタを披露。さらにこの日のゲストである秋山とは「話を最後まで聞いてくれない人」というテーマのユニットコントに挑む。強引な八百屋のおじさん（秋山）とテレビ番組AD（佐久間）が撮影を巡る攻防を繰り広げると、会場は大いに沸いた。

エンディングでは、自身の単独ライブに初めてゲストを呼んだという佐久間が「思った通りというか、イメージしたものを実現できてよかったです」と秋山に感謝の気持ちを述べた。一方、秋山は「佐久間さんは優しいから、ものすごく気を使ってくれるんですよ」と裏話を明かし、「さっきの本番前の打ち合わせでもほんの2～3分遅れるだけなのに『今、エレベーターに乗りました』ってメールが送られてきて（笑）。いらないでしょ、それ!?」とツッコんでいた。また最後にげんき～ず元気☆たつや、ありがとう細野も加えた出演者全員で人気の歌ネタ「きょーイチ」を歌うことに。観客も一緒にサビの「きょーイチ」を大合唱し、2日目の公演が終了した。

なお「佐久間一行SHOW2015 joint～ジョイント～」はDVD化が決定。12月9日に限定盤と通常盤が発売されるので、ファンはぜひチェックしよう。