片桐仁16年分の粘土作品を一挙展示「ギリ展」開催、作品コンテストも

7月10日（金）から7月26日（日）まで千葉・イオンモール幕張新都心にて、片桐仁が個展「片桐仁 不条理アート粘土作品展『ギリ展』」を開催。これに伴い一般応募の作品コンテストも行われる。

16年にわたり「何かに粘土を盛る」という方法で作品を創作してきた片桐。「ギリ展」では、おにぎりケースをもとにして作られた「オニギリ型土偶」など、粘土を盛ることでシュールな形に生まれ変わった生活雑貨の数々が展示される。心境やコンセプトの変化など“片桐の辿ってきた16年間”が感じられそうだ。

作品コンテスト「『粘土道』不条理アートコンテスト ～身近な物に粘土を盛れ！～」では、身近なものに粘土を盛り付けた作品を募集。片桐が独断で審査を行い、最優秀賞に輝いた作品はギリ展に展示される。応募方法には、写真送付と持ち込みがあり、それぞれ7月3日（金）、7月8日（水）が締め切り。詳細はイベントのオフィシャルサイトにて確認しよう。

去る6月9日に片桐は、母校である多摩美術大学で特別授業を実施。「作品作りにおいて大切なこと」と題した講義や、学生たちが実際に粘土作品を創作するワークショップを行った。この授業を受けた多数の生徒も「『粘土道』不条理アートコンテスト」に参加する予定だ。

また片桐は7月と8月に、過去にも好評を博した子供向けワークショップ「親子でねんど道」を千葉・イオンモール幕張新都心と東京・イオンモール多摩平の森の2カ所で開催する。