「向き合ってみたらいい奴」とにかく明るい安村、R-1初の決勝進出に意欲

ピン芸人日本一を決める大会「R-1ぐらんぷり2015」決勝戦が、2月10日（火）に関西テレビ・フジテレビ系にて生放送される。お笑いナタリーでは決勝に進出する9人のコメントを1人ずつ掲載している。

既報の通りファイナリスト9人の顔ぶれは、Aブロックにゆりやんレトリィバァ、あばれる君、とにかく明るい安村、Bブロックに厚切りジェイソン、エハラマサヒロ、アジアン馬場園、CブロックにNON STYLE石田、やまもとまさみ、じゅんいちダビッドソン。各ブロックの最後には敗者復活枠が設けられており、決勝当日に決定する復活芸人を加えた12人でトーナメントに挑む。

コメント連載第3回はAブロック3番のとにかく明るい安村を紹介する。

とにかく明るい安村 コメント

──決勝進出を知ったときの感想は？
知らせを聞いたときはファンの方と行くバスツアーの最中だったんです。ちょうど220分ある宴会中で、僕もパンイチで踊ってたんですよ。そこに知らせが来たので、周りがみんな喜んでくれました。あの宴会の場で発表が聞けてよかったと思いますね。

──全裸ポーズのネタができた経緯を教えてください。
2014年4月にコンビを解散してピン芸人になったんですけど、1人になって2回目の単独ライブをやるときに思いつきました。結構前に出た渡辺麻友ちゃん（AKB48）の写真集があって、それが裸で体育座りをしている表紙だったんです。それを見たときに「これだ！」とひらめいて。これは曲をつけてポーズとったら面白いだろうと。だからこのネタはまゆゆのお陰なんです。最終的にはまゆゆと一緒にやりたいですね。

──ネタの評判は？
男の人にウケると思ってたんですけど、意外と主婦の方がすごく笑ってくれますね。以前ライブで披露したときに、最初のポーズを見た主婦の方が笑いすぎてネタが終わるまで顔を上げなかったことがありました。不倫のドラマとか流行るじゃないですか。危険に見えるけどドラマだから現実じゃない。だから全裸に見えるけど、実は履いてるっていう安心感が大事なんじゃないかなと思うんです（笑）。履かずにやるっていうのが一番ダメですから。一度、奥さんの前で本当に全裸でやってみたんです。「履いてませんよ」って。そしたら「本当にやめてほしい」と言われました。

──あなたにとって「R-1ぐらんぷり」 とは？
コンビのときはネタもないのに無理やり出たりとか、根性試しみたいになってました。今年はピンになったので初めて「R-1」にきちんと向き合いました。向き合ってみたらいい奴でした（笑）。