これは3月27日(金)から東京・本多劇場で再演されるマンボウやしろ脚本・演出の舞台「時代に流されろ!」の事前イベント。2014年の初演で主役を務めたピクニック進行のもと、再演の主役である伊勢とやしろが客前での顔合わせを行った。
この舞台が初主演だという伊勢。彼がどのような人物なのかを知るために、過去に何をしていたか掘り下げると「スピードスケート」と返答する。素早くスタートを切る方法を熱弁するが、やしろから「使い勝手が悪い」と台本への反映は却下されてしまった。また初演のオープニングについての話題では、「3年目の浮気」の替え歌を歌っていたが、やしろは「ごっそりなくそうと思う」と大胆発言。「本多劇場の5000円も6000円も取る舞台で、いきなり『3年目の浮気』の替え歌なんか歌いだしたら『金返せ!』ってなるから。オープニングって大事よ?」と説明すると、全員が納得の表情を浮かべる。さらに「(脚本は)初演から結構変わります。笑いの部分もゼロにしようかと思ってます」と衝撃発言も飛び出した。
そのほかピクニックは、やしろについて、稽古場で盛り上がっていることをそのまま「本番でやっちゃおうか」と台本に反映させるタイプだと解説。先日上演された「リズム&ライス~その男のリズム~」のけん玉のシーンも稽古場から引用したネタであることを明かした。すると伊勢は「じゃあ俺がやりたいと思うものがあったら稽古場に持っていけばいいんですね」と期待を高まらせ、「コーヒーメーカーを持っていこう!」と思いつく。しかしテンションが上がりすぎた伊勢は「コーヒー」のイントネーションがおかしくなり、指摘した2人もコーヒーの正しいアクセントがわからなくなってしまった。
さらにそこから、「ぬ」や「ん」など同じ平仮名を書き続けても同様に脳がおかしな状態になるという話に派生すると、やしろの提案で急きょ舞台上で平仮名の「あ」を20秒間でたくさん書くというゲームにまで発展。ピクニックと伊勢が書いた「あ」の中には象形文字のようなものや、「な」「ね」「す」「ち」などが交じっており、狂気を感じたやしろが「これはやばい、怖いよ!」とおびえる場面も。ゲームに夢中になっているうちにイベント終演時間となったが、やしろは伊勢が演じるキャラクターのヒントをたくさん得たようだ。舞台「時代に流されろ!」は3月27日(金)から東京・本多劇場にて上演される。
時代に流されろ!
日時:
2015年3月27日(金)18:30開場 19:00開演
2015年3月28日(土)13:30開場 14:00開演 / 17:30開場 18:00開演
2015年3月29日(日)12:30開場 13:00開演 / 16:30開場 17:00開演
会場:東京・本多劇場
<出演者>
伊勢大貴 / 小林顕作 / 梨木智香 / 高橋明日香 / 河合龍之介 / 永野宗典 / 犬の心・押見 / 福田転球
料金:前売6000円 当日6500円(全席指定)
チケット:各プレイガイドで販売中。
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