「もっといろんな人に観てもらいたい」友近ハウス追加公演開催

友近が11月に全国3カ所で4公演を行った単独ライブ「友近ハウス」の追加公演が決定。2月6日（金）に東京・日本青年館 大ホール、2月16日（月）に福岡・福岡国際会議場 メインホール、3月1日（日）に愛知・名鉄ホールで計4公演が上演される。友近が11月の公演を振り返るとともに、追加公演開催の経緯を語った。

"私のホームにいろんな人がやってくる"という設定のもと、友近が豪華ゲストを迎えてのユニットコントや新作のピンネタを披露した「友近ハウス」。人気番組「テラスハウス」（フジテレビ系）のパロディコントも登場し、大きな話題となった。観客からの惜しみない賛辞を受け、友近は「やっぱり間違いなかったな、と。もっといろんな人に観てもらいたいという思いで追加公演をやることにした」という。

「ドリームマッチ」（TBS系）の共演などで抜群の相性を見せる飯尾は前回の公演に引き続き、追加公演も4公演すべてに出演する。友近は「飯尾さんとは、延々とコントできるんです（笑）」とにこやかに語り、一見アドリブに見えるやりとりも、「基本は全部のセリフを決めてます」と明かした。2人揃って予備校講師を演じたロバート秋山については、「秋山さんとするなら何かを発信するコントがいいなと思って、ダブルで予備校講師になる設定を提案した」と説明。ハリセンボン近藤とのコントは「私も春菜もおっさんキャラがあって、春菜のほうのおっさんに私が合わせる形でやってます。このシリーズは3～4年前から続いていて、ちょっとずつ変化させている」と振り返る。

「デビューの頃から一番お世話になっている」というバッファロー吾郎Aは、「捉えどころが全部間違っている雑誌の記者」を演じた。「バッファローさんはいろんなジャンルに強くて、日常にいそうな人の描写も、ものすごく上手なんで、今回はそういうキャラを見たいなと。こちらが頭に描いていた以上のものをすぐに用意してくださったんで、さすがこの人は抜けてるなと思いました。やりながら一番笑ってしまいます」。

舞台の上手と下手にカメラを置き、演者の表情を抜いてスクリーンに映し出す演出も観客を驚かせた。「初回の公演で、セリフではない部分でお客さんが笑っているのを肌で感じて、2回目の公演からはさらに表情を意識するようにした」という。

最後に、追加公演後の予定を訊ねると、「同じことを3月以降もやるのはどうかなとも思う反面、全国の人にもっと観てほしいし……」と悩める表情を浮かべた友近。「このパッケージで毎年まわるのも面白いと思いますけどね」と締めくくった。

友近が「私が好きなテイストのお笑いを詰め込んだ」という「友近ハウス」。ライブ限定のおみやげ付きチケットは、チケットよしもと、チケットぴあ、ローソンチケットにて販売中。前回も全公演が完売している人気ライブなので、チケットは早めに購入しよう。