サトミツ骨折伝説なるか、レイザーラモン初ANNRからTHE MANZAIへ

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昨日12月13日深夜、レイザーラモンのラジオ番組「レイザーラモンのオールナイトニッポンR」(ニッポン放送)が生放送された。レイザーラモンがANN系番組のパーソナリティを務めるのはこれが初。「THE MANZAI 2014」決勝進出最後の望みとなるワイルドカードの発表を翌日に控えながら、決勝進出を前提とした内容で気勢を上げた。

「レイザーラモンのオールナイトニッポンR」の生放送を終えたレイザーラモンと、どきどきキャンプ佐藤(中央)。「サトミツの骨折が伝説!」とRG(右)。

「レイザーラモンのオールナイトニッポンR」の生放送を終えたレイザーラモンと、どきどきキャンプ佐藤(中央)。「サトミツの骨折が伝説!」とRG(右)。

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「深夜フォー!」「セイでしょー!」とテンションマックスで番組をスタートさせたレイザーラモンの2人は、前番組が終わり帰ろうとしてたオードリーを「帰るのかー!」と挑発。ブースに呼び込むと、オードリー春日にプロレス版「トゥース!」を要求したり、オードリー若林とレイザーラモンRGがラップ対決をするなど、交流戦でアイドリングを。オードリーが帰ったあと、2人は改めて今年の「THE MANZAI」の武器である「プロレス漫才」について、「オードリーのオールナイトニッポン」で生まれたことに感謝。当初プロレス漫才をやることを躊躇していたというRGは、HGが「いや、やろう。この漫才はいけるから」と、「フォー!」でブレイクした2005年と同じ目で言ったことを明かした。

今回2人の「ANNR」が実現したのは、「オードリーのANN」で作家を務めているどきどきキャンプ佐藤が、ニッポン放送に企画書を提出していたことがきっかけ。その佐藤はこの日腕を骨折するという災難に見舞われていたが、RGは「明日僕たちが優勝するためのってこと。揃いましたよ」「伝説の夜にしましょう!」と伝説の布石にしてしまう。

MOON CHILDの「ESCAPE」にのせた黒柳徹子あるあるは「胸でかい」。

MOON CHILDの「ESCAPE」にのせた黒柳徹子あるあるは「胸でかい」。[拡大]

しっかりと勢いが付いたところで、RGの最初のあるあるは、T.M.Revolutionの「WHITE BREATH」にのせた「THE MANZAI」あるあるで、「ツッコミのほうが背が高い」。ところがこれが当てはまるのは今回決勝に進出した11組の中で3組くらいと判明し、RGは「明日の決勝で本当の『THE MANZAI』あるあるを見つけてきます」と切り返した。

「ベストボディ・ジャパン」日本大会決勝時のHG。

「ベストボディ・ジャパン」日本大会決勝時のHG。[拡大]

一方のHGはこの日、カッコいい肉体美を競う大会「ベストボディ・ジャパン」の日本大会決勝に出場。7位という結果に終わったことを報告した。RGはそれよりも、こちらの日本大会のために身体を鍛えすぎたせいで、「ワイルドカードのHGさんの顔がバキバキすぎた」と心配。かつて大御所の先輩から「痩せてる漫才師はウケない」と助言を受けたこともあり、半日でウェイトアップを狙う。

すでに決勝は当然というムードの中、リスナーからは「レイザーラモンに決勝でやってもらいたいこと」を募集。「ビートたけしさんの頭を叩く」「『オンエアバトル』の『あなたたちです!』ポーズ」「佐野瑞樹アナウンサーにジャーマンスープレックス」「佐野アナウンサーを佐野元春と呼び間違える」など、さまざまな案が集まり、「できるものは必ずどこかでやります!」と宣言した。

また、決勝進出者に生電話をするコーナーを考えていたが、残念ながら誰も捕まらず。そこで急遽、家に帰ったであろう春日に電話。留守電になったため、RGは佐野元春のモノマネで「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」の歌詞を朗読した。しかし佐藤から春日は少女時代が好きだと聞いて、再度電話。電話に出た春日に有無を言わせず「MR.TAXI」の歌詞を朗読して聞かせる。

わけがわからない中、RGに「ほかに読んでほしい曲は?」と聞かれた春日は、「いや、ないです」と一言。にもかかわらず、「続きまして、『Run Devil Run』」と再び朗読が始まり、「何の時間なんですか?」と悲鳴を上げていた。「最後にあるあるのお題をください」とRGから言われた春日は、「むつみ荘」と、自分の住んでいるアパートの名前を指名。「でも住んだことないからわかんないですよね」と仕返ししようとするも、「1個だけあります」とまさかの返答が。佐野元春の「SOMEDAY」にのせて「冬寒い」と歌ったRGに、「ありますね……」と完敗だった。

さらにRGは「春日くんから見たむつみ荘あるあるを1個だけください」と逆リクエスト。春日は素直に従い、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」にのせて「階段が狭いから隣の部屋の人と会ったとき気まずい」と歌い上げた。

メンディ漫才を披露するレイザーラモン。写真は「ネバーエンディング・ストーリー」のくだり。

メンディ漫才を披露するレイザーラモン。写真は「ネバーエンディング・ストーリー」のくだり。[拡大]

その後、レイザーラモンはブース内で「メンディ漫才」を披露。そのほか番組内では、RGがテイラー・スウィフトの「We Are Never Ever Getting Back Together」にのせたチャーシュー丼あるある、深夜ならではのセクシーあるあるなどを歌い、RGが歌うたびにHGがうれしそうにモナリザのような微笑みで聴き入る。

やりたい放題やりきったエンディングでは、「あとは結果を待つのみ」と観念。「レイザーラモン、いろいろありましたけども、やっと普通に芸人できてるなと思って満喫しとるわけです」「漫才やれるなんて、芸人やってるなって」としみじみする場面も。「いろんなことが巡り巡って、みんなと一緒に決勝に挑もうと思ってます」「ありがとうー! 優勝するぜー!」と締めくくった。

番組中にはディレクターから、「もう1回は(番組を)やりましょう」という約束ももたらされたレイザーラモンの初ANNR。果たしてこの勢いで「THE MANZAI」を勝ち抜き、伝説が始まるのか。ぜひ注目を。

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佐藤満春 @satomitsuharu

さて、伝説を見届けましょう!RT @owarai_natalie: サトミツ骨折伝説なるか、レイザーラモン初ANNRからTHE MANZAIへ http://t.co/scVZKhhKPu #annr

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