先月10月28日に
初めて小説を出版することになった善しは、担当者にあえて厳しい指導をお願いしたそう。「夏休みの宿題を始業式にポンと出したことがなかったんです。なので、打ち合わせの回数を倍にしてもらいました。こういうのって子供やからできなかったんじゃなくて、そういう人は大人になってもできない(笑)」と反省。担当者は麒麟・田村の書籍「ホームレス中学生」などを手掛けた女性で、彼女の指導にも善しは目を見張る。「非常に勉強になりました。一番悩んだのは構成で、時系列を一緒に組み立ててもらうときは本当に助かりました。もちろん文章も、例えば『雑多な路地』という言葉があるんですが、僕は『雑多な』という単語を使えなくて。そういう表現を細かく直してもらうことで、本当に本になったなと」と感謝した。
タイトルの通り同書の主人公は善しが一緒に暮らしていた祖母。現在は核家族化が進んでいるが善しは「おばあちゃんに話を聞くのってなかなか面白いですよ。疎遠になることも多いと思うんですが、僕自身も大人になってそれほどおばあちゃんのことを思い返す機会がなかったんで、書きながらいろいろ思い出しました」と振り返る。「本に書くために親戚にもおばあちゃんの話を聞いたんですが、それも面白い。自分の知らなかったおばあの話も出てきたり。ぜひ周りの人に聞いてみてほしいです」と呼びかけた。
子供を2人持つパパでもある善しのおじいちゃん像については「ベタなおじいちゃんになりそう(笑)」と苦笑。「ただ子供って変なとこ行くの案外平気なんですよ。だから子供に合わせるんじゃなくて、おじいちゃんやおばあちゃんが主導して会わせたい人のところや行きたい場所に連れていくものいいと思います」という提案も。「人って簡単に亡くなってしまうんですよね。『もっとしゃべっとけばよかった』ということがきっと出てくるので、この本がおじいちゃんやおばあちゃんと時間を共有するきっかけになればいいなと思います」とメッセージを送った。
なお今週11月11日(火)18時から大阪・紀伊國屋書店梅田店にて「COWCOW DVD&書籍サイン会」が開催される。気になる人はぜひ足を運んでみよう。
「ハイハイからバイバイまで ~田島のおばあちゃんとぼくのヘンテコな二人暮らし~」抜粋
そうして、おばあちゃんが旅立ったのは次の日の朝…
ではなく、それから一年半も生きたのだ。
ぼくは、お通夜で遺影に手を合わせながら、
「『山』、めちゃめちゃ長かったね。まるで山脈やん!」
と心の中で、ツッコミを入れていた。
やっぱり田島のおばあちゃんは、一味ちがうのだ。
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