来月10月1日(水)から12日(日)まで、大阪・なんばグランド花月にて、「吉本新喜劇特別公演 大坂の陣新喜劇~『君臣豊楽』淀殿の見た夢~」が上演される。淀殿を演じる吉本新喜劇座長の
これは今年2014年10月1日から大阪城を中心に開催されるイベント「大坂の陣400年天下一祭」を記念した、吉本新喜劇の特別版。2人のほか、吉田裕が猿飛佐助、福本愛菜が千姫、池乃めだかが徳川家康、島田一の介が真田幸村、川畑泰史が塙団右衛門を演じる。
新喜劇座長就任に続き大役を手にしたすっちーだが、「歴史がよくわかってなくて。この話を聞いたときは、『ああそんなんしはるんや。淀っていうんですか、チラッと聞いたことあります。はいわかりましたー』って言って、チラシ見たら主役やないかと(笑)。淀ってそんなすごい奴なんって」と苦笑。その一方で、「でも景気が回復してきたのを感じました。かつらとか衣装とか大変な時代物って減っていたので」と華やかな舞台を喜んでいた。
清水は「僕も何も知らなかったんですけど、舞台終わりの袖で急に偉いさんがすごい近い距離でめっちゃしゃべってきはったんで、内容とか全然頭に入ってこず、『はいはい』と。『ああなんか偉いさんが言うてくれてはる、逆らったらあかん』と(笑)」と、すっちーと同じ雰囲気。しかし、すっちーメインのポスターや開催会見には「大阪を元気にするという素晴らしいイベントだと思いますが、会見はなーんにも楽しくなかった。すっちーを祭り上げるためのゴリ押しイベントかと思いましたよ。ポスターにもドーンと載って。『景気よくなった』って言ってますけど、こいつの給料上がっただけですよ。こっちは、なーんも景気よくなってませんよ」と隣で対抗心を見せていた。
歴史をよく知らないという2人だが、すっちーは「変に淀殿のことを聞いてしまうとそれを意識してなぞってしまうと思うので、史実からはそれないようにしつつも、そんなに知りませんよってところを逆に生かすことができたら」と意気込み。清水も「僕もあまりとらわれずに普段の感じが出せたらええなと。台本読んでるだけでも歴史が学べる感じなので、来ていただける方も、予備知識がなくても楽しめると思います」と語った。
同舞台はアクションも見どころの1つ。さらに「普段僕とすっちーが見せないような顔を見せるシーンがあるんですよ。普段の新喜劇では絶対ないです。そのへんも楽しんでいただけたら」と、新喜劇ファン必見のシーンもある様子だった。
最後にすっちーからは「ベテランさんの魅力もありながら、これからの世代がここまで来てるというところも見ていただきたいです。大阪を挙げてのイベントと新喜劇がコラボするとこんなに化学反応が起こるのかというか、やっぱり新喜劇おもろいやんというところをお見せします」とメッセージ。清水は「新喜劇をもう一度ゴールデンで放送したいという強い気持ちがあるので、大坂の陣を盛り上げることは、その足掛かりになると思います。ぜひ歴史の1ページを観に来てください!」と並々ならぬ意気込みを。これにすっちーがニヤニヤしながら「座長になれなかった男が言ってます」とイジると、清水はすかさず「やかましいわ! これからなんねん!」と言い返していた。
「大坂の陣新喜劇」チケットは現在各プレイガイドにて販売中。また同公演の観劇チケット、同劇場本公演のチケット、大阪の陣出演者との記念撮影が付いたお得な平日限定満喫ツアーも実施される。詳しくはなんばグランド花月オフィシャルサイトにて。
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- なんばグランド花月
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