くぼた大接戦、ノーセンス後半は池崎が優勝

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昨日8月28日、東京・松竹芸能 新宿角座にて「2014年度ノーセンスユニークボケ王決定戦~後半~」が開催された。

「2014年度ノーセンスユニークボケ王決定戦~後半~」優勝のサンシャイン池崎(左から5番目)。

「2014年度ノーセンスユニークボケ王決定戦~後半~」優勝のサンシャイン池崎(左から5番目)。

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同ライブは、「オシャレな笑いができない」「MCの言うことなんか聞いてない」「前に出たいときに出る」「ボケたいときにひたすらボケる」という芸人たちのノーセンスぶりを競う大会。4月に行われた前半戦では小道具を巧みに駆使したくまだまさしが初登場にして優勝をさらった。

2トンのリストバンドに飛びあがる出場者たち。

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今回も満席となった会場では、スタート早々舞台が明るくなる前から出場者たちが謎の雄叫び。出場者はオジンオズボーン篠宮、永野サンシャイン池崎、流れ星ちゅうえい、ムートン伊藤、いち・もく・さん・くぼた、初参戦のイワイガワ岩井ジョニ男とハブで、MCはピーマンズスタンダード南川が務めた。

それぞれ身勝手なタイミングのギャグはもちろん、ノーセンスノーユニークなくぼたのボケ、ちゅうえいの即興「あります音頭」、ジョニ男とハブのコラボボケなどでオープニングから大騒ぎ。南川がなんとか1コーナー目「ノーセンスゴールパフォーマンス」に進めても、それぞれが人のギャグを何の恥じらいもなくやり始めて再び大騒ぎに。ハブは早くも禁断の露出を解禁し、南川が大慌てで阻止。不意に勃発するノーセンスギャグで何度も中断しながら全員パフォーマンスを披露した結果、2トンのリストバンドを外して挑んだ池崎がこのコーナーのポイントを獲得した。

同ライブの出場者がこよなく愛する「シェー」に関しては、新たに「ノーセンスシェー我慢選手権」という種目が登場。誰が一番「シェー」を我慢できるかを競うルールに、出場者たちは全員「我慢できないって!」と苛立ちを抑えきれない様子だった。

まずは1分間「シェー」を思う存分やりきってから競技がスタート。ちゅうえいは「YMCA」を踊ってごまかそうしたり、篠宮は「シャー」でなんとかしのいだりと、全員必死で込み上げる「シェー」を抑えていた。しかし、「シェー」を封じられ冷静な判断力が欠如した選手たちによる騙し合いのシェー紛争が勃発。「あ! 本田翼がいる!」「志村けんがいる!」と言われ何人かの選手たちはビックリして「シェー!」と言ってしまうハメに。最終的には、そんなシェー紛争に乗りきれず平和を保った伊藤がこのコーナーの勝者となった。

急に舞台に乱入し、篠宮にキスをする安田大サーカス・団長。

急に舞台に乱入し、篠宮にキスをする安田大サーカス・団長。[拡大]

「ノーセンスアフレコ選手権」では松竹芸能が誇るセンス芸人・うしろシティのコント「食い逃げ」に、2人1組でノーセンスアフレコ。まずは「食い逃げ」の映像を全員で鑑賞したことろ、篠宮が急に苦しみ出し「センスがありすぎて腹いてー!」と瀕死の状態に。さらにこのコーナーの途中、安田大サーカスの団長が乱入して篠宮に馬乗りになりキス。観客以上に出演者たちのほうがビックリして固まってしまい、篠宮にいたってはその後しばらく口がきけなくなってしまった。

団長はそのままライブに参加し、このコーナーではうしろシティの1人2役アフレコに挑戦。金子と阿諏訪のやりとりは、森脇健児と猫ひろしの会話に変わってしまった。勝者は永野&くぼたチームで、金子役の永野は「自分を信じてみたがうめき声しか出なかった」とのこと。納得がいかない周囲に「本来のノーセンスユーモアを守ってる! まだお客さんが半分だった頃の、ただ不快感を与えるだけのノーセンスユーモア!」と声を大に主張した。

いち・もく・さん・くぼたの「ぺーちゃんカートゥー」。

いち・もく・さん・くぼたの「ぺーちゃんカートゥー」。[拡大]

最後は「シェー」に続く新たなポージング競技「ノーセンス カトちゃんペ」。トップバッターの篠宮は「ペ」かと思いきやフェイクで「ピ」。これが大爆笑となりほかの選手たちがひるむと、「更地に戻さないと」とくぼたが進んで「業界人カトちゃんペ」を披露することに。誰もがスベると思ったくぼただったが、業界人ならではの「ぺーちゃんカートゥー」に会場は再び大爆笑。芸人たちも同ライブ始まって以来の称賛をくぼたに送った。

その後も伊藤の「死に際ぺ」、ちゅうえいのフェイク「ほうれい線おじさん」、ジョニ男の下ネタ「ソーペランド」、ハブの「角ちゃんペ」、池崎の「死闘のぺ」と、至高の「ペ」が続々誕生。団長は伝家の宝刀・大和田常務、永野は「さわってあげペー」で、ともに観客を巻き込んでの壮大な「ペ」を繰り広げ、最後は全員で「ぽいぽいぽペー」と見事な団体芸に昇華させた。

永野の提案により、くぼたの婦人服ボケに笑わないが一礼する観客たち。

永野の提案により、くぼたの婦人服ボケに笑わないが一礼する観客たち。[拡大]

優勝者の発表では、池崎のスフィンクスボケと、くぼたの婦人服ボケが真っ向勝負。同じことを3回やってもウケるスフィンクスボケに対して、まったく婦人服ボケがウケないことには、いつもくぼたに厳しい南川が先頭を切って観客に抗議する珍しい光景も見られた。

結果、優勝は2度目となる池崎に決定。しかし最後はくぼたの功績を讃え、「ぺーちゃんカートゥー」でライブを締めることに。温かい空気が流れる中披露したくぼたの「ぺーちゃんカートゥー」だったが、どうしたことかまったくウケず。「賞味期限はや!」(南川)、「夢から覚めたのねー!」(くぼた)という声と爆笑の中、後半戦の幕が閉じた。

次回大会は年末を予定。まだまだ衰え知らずのノーセンス芸人たちが、この1年の成果を爆発させる。増殖し続ける彼らの活躍をぜひ生で観てみよう。ライブは決定次第、劇場オフィシャルサイトにて発表される。

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