新感覚ハッピー納涼大喜利セリエAで大笑い

昨日7月25日、東京・ルミネtheよしもとにて、バッファロー吾郎Aの大喜利イベント「大喜利セリエA 4」が開催さた。

このライブはバッファロー吾郎主催のガチンコ大喜利大会「ダイナマイト関西」とは違い、大喜利好きな芸人たちが集まり、ただただ楽しく大喜利をするという内容。得点や勝敗はなく、素敵な回答には惜しみない賞賛を送り、残念な回答には激励を送る、ゆるふわ大喜利イベントとなっている。

楽しい気分を盛り上げるため、Aは観客が来るたびに「拍手ー！」と客席に呼びかけたり、アメリカンジョークを言おうとして止めたりと、ユーモアたっぷりに観客をおもてなし。「ピンポン」「ブー」「あんたバカァ？」のほか、ファンファーレ、レベルアップ音など、回答に対するさまざまな音響も舞台上でAが操作し、「音も楽しむ大喜利です」と随所にユーモアをちりばめていた。

最初のコーナーは「シンプル大喜利」で、自己紹介が面白かったナイツ塙にはAからいきなりのユーモアポイント贈呈。ずん飯尾の面白回答には、ファンファーレのあとにレベルアップ音もプラスされていた。逆にR藤本の戦争ネタには、おどろおどろしい呪いの音で警告。Aと付き合いの長いザ・プラン9・お～い！久馬には突然のホイッスルのほか、ドラゴンクエストシリーズの呪文・トヘロスが授けられるなど、予想外のユーモアポイントも飛び出した。

続く「動物大喜利」は、大喜利の答えに必ず動物を入れないといけないというルールで、「動物を入れない場合はイタリアマフィアに家を焼かれます」と怖がらせるA。どきどきキャンプ佐藤が「町田にも来るんですか？」と恐る恐る聞くと、「イタリアマフィアは町田にも行きます！」と宣言し、芸人たちは動物を入れるのを忘れないよう気を引き締めていた。

回答では、Aのことを当てるライブ「Aスタディゲーム」で優勝した麒麟・川島がAのツボを突いたおとぼけ回答を連発し、Aに「あかん！ 大好き！」と言わしめる手腕を発揮。しかし、女芸人・こやつタイムのかわいさには叶わず、Aは終始こやつを贔屓し、最終的には「アニマルクイーン」と名付けていた。

一方、大人向けの「昼下がりの情事大喜利」は、「『奥さん』を回答の頭に付ける」「直接やらしい言葉を使ってはダメ」というルールはあるものの、「お題はなし」という前代未聞の大喜利。回答者たちが「お題がない大喜利なんてあるんですか!?」と仰天すると、Aは「そりゃあるでしょ！ 題名のない音楽会があるくらいなんだから！」と、自信満々に言い返していた。

「ザ・サンドウィッチ」は、5人が1人1つサンドウィッチに必要な食材を書き、おいしそうなサンドウィッチの完成を目指す大喜利。回答者は飯尾、こやつ、ライス関町、R藤本、アホマイルド・クニで、一発目からAの予想を上回る「ナイスサンドウィッチ！」ができあがり、Aの度肝を抜いた。

休憩を挟んだあとは、飯尾チームと川島チームにわかれての大喜利合戦、「ザ・サンドウィッチ」のハンバーガー版「ザ・バーガー」などで、和気あいあいの勝負。最後は全員大喜利で「『石原軍団カレンダー』の8月はどんな写真が使われてる？」というお題を元に、全員好きにボケてボケてボケまくり、会場は終始爆笑だった。

8月16日（土）に東京・浅草公会堂で行われる「ダイナマイト関西2014 ～全日本大喜利選手権 決勝トーナメント大会～」出場を控えている飯尾、伊藤、R藤本、キングオブコメディ高橋も、6カ月にわたって行われた「ダイナマイト関西」予選と違い、リラックスして大喜利を楽しんでいた様子。大喜利を通じて出演者全員が仲よくなれる楽しいイベントとなっているので、ぜひ次回開催をお楽しみに。