カナダ出身の落語家・
三輝は2008年に六代桂文枝の15番目の弟子として入門。昨年2013年には約2カ月にわたる北米巡回公演を実施した。今回のワールドツアーでは7月29日のイギリス・ロンドンを皮切りに、スコットランドやアフリカ各地、スロベニア、フランスなど16カ所を巡り、39回の公演を行う予定だ。
ツアーへ本日出発するという三輝は、極めて流暢な日本語を駆使しながら「落語の面白さと師匠の創作落語を広めたい」と挨拶。これまでの経験から「落語はその国に合わせると中途半端になる。師匠のやってるリズムや間でやると、ドッカンドッカン(笑)。お客さんは日本の芸を観に来ているのだから合わせる必要はない」と海外公演へ向けた極意を披露した。
さらに英語やフランス語、スロベニア語を使った小噺、アコーディオンを用いた漫談を披露する芸達者ぶりを見せた三輝。取材陣になぞかけを求められると「ワールドツアーに行く三輝とかけて、扇子の素材と解きます。どちらもワシ(和紙)や!」と即興で答えて大きな拍手を浴びた。
そんな三輝の勢いに、マテンロウ大野は「アントニーよりよくしゃべる外国人の方は初めて見ました!」と感心。アントニーは「めでたいです! アメリカ独立以来!」とツアー開催を祝福し、外見に反して不得意な英語で「JUST DO IT」とメッセージを伝えた。
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