メンバー絶賛、ヤナギブソンがヒャナギブソンに

昨日6月2日、大阪・TOHOシネマズ梅田にて、映画「ノア 約束の舟」公開記念特別イベント付舞台挨拶が行われ、ゲストにザ・プラン9が登場した。

同映画は旧約聖書に登場するノアの方舟をモチーフにした、ダーレン・アロノフスキー監督の作品。ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリーら豪華キャストの出演も話題となっており、世界39カ国でNo.1の大ヒットを記録している。

イベントは、プラン9が「『ノア 約束の舟』リスペクトコント」と銘打った、船にまつわるネタを披露。ネタ後のトークでは、なだぎが今年2014年2月に骨折したという話を始めたかと思いきや、ギブソンに「大丈夫ですか、ケガとか。奥さん心配してません？」とバトンタッチする。ヤナギブソンは「大丈夫ですよ。生まれてこのかた入院とかしたことないですし。強いて言えば胃の調子が悪いって、誰が興味あんねん!!」ときっちり持ちネタでツッコみ、会場は大いに盛り上がった。

4人はそれぞれ、「N」「O」「A」「H」と書かれたTシャツを着ており、なだぎが「なだぎのN、お～い！久馬のO、そして浅越のA」と説明。「そしてH。浅越の本名の浩志（ひろし）のH！ なんと3人でNOAHなんですよ」と言うと、ヤナギブソンがすかさず「わしちゃうんかい！」とツッコミを。すると浅越が「この仲間に入りたかったらもう改名してもらわないと」と提案。ヤナギブソンが仕方なく「わかりました！ じゃあもうヒャナギブソンでいいです」と言うと、ほかの3人は「何かヒャダインみたいでいい！ 今日からヒャナギブソンですのでよろしくお願いします」とノリノリだった。

映画については、久馬が「僕は普段脚本を書かせてもらっているので、そういう面でいろいろ観させてもらったんですが、箱舟に乗って旅立つみたいな感じで終わるのかと思ったら、乗ったあとからもまた見どころがあり、起承転結ちゃんとしてて、そしてまたハラハラもあり、最後にまたドキドキもあり……合格点あげましょう！」とボケ交じりに語ると、メンバーたちは「だいぶ上から言いましたね！」とツッコミ。浅越は「あのエマ・ワトソンさんのキレイさ！ あの時代に紫外線浴びまくっているはずなのに、日焼け止めとかないはずなのに、まあおキレイですわ！」と流暢に絶賛した。

メンバーで唯一子供を持つヤナギブソンは「僕、最後号泣しました！ もう本当に無条件で泣きましたね。お子さんいる方は特に号泣されると思います。人間としての愛情がいい！ 深いテーマでございますんで、2回3回観たら余計に楽しめる」と深く感動した様子。「ほんで最後に劇場出たときに、『ザ・プラン9のコント、あれ何やったんやろーなー』って思い出してくれたら嬉しい」と添えた。

最後は映画に詳しいなだぎが「ダーレン・アロノフスキーという監督は、人の闇とか狂気とか脆さを描くのがうまい監督で、前半は箱舟に乗る話なんですけど、そこからが鬼気迫る、それぞれの心に持ってる正義との戦い、それが非常によく描かれています」と解説。「聖書の細かい所までちゃんと再現している作品なので、聖書を読んでいる人にはちゃんわかるし、これを機に聖書読んでみようかなと思う人も増えると思う。楽しみにご覧になってください！」と締めくくった。