ハーフ芸人集結、赤い甲冑姿でキアヌ戦闘シーンを再現

DVD / Blu-ray「47RONIN」の発売記念イベントが本日4月9日に東京・ヨシモト∞ホールで行われ、マテンロウ、ドラッパ・リロイ太郎、あわよくばファビアン、ギャルソン・ジャン、デスペラード・サラミが出演した。

2013年公開の「47RONIN」は、「忠臣蔵」をモチーフにしたアクションファンタジー。主人公のキアヌ・リーブス演じるカイが混血のため“サムライ”として認められない不遇の人生を送ってきたことにちなんで、ハーフ芸人たちがイベントに集結した。

アントニーは同作について「カイとすごく境遇が似てる。（ハーフということで）よく勘違い、仲間はずれにされることがたくさんある。気持ちはキアヌです」と共感。日本人とイラン人のハーフであるサラミは「（同作は）もともと忠臣蔵の話なので、ジハードの精神が似てる。やり返すっていうね」と共通点をアピールし、父がドイツ人のファビアンは「僕もサムライスピリット持ってます」と言って阿波おどりを披露した。

イベントではカイの戦闘シーンと柴咲コウとのラブシーンをハーフ芸人たちが再現。ラブシーンでは唯一ハーフでないマテンロウ大野が相手役となりキスを迫られる羽目に。最終的にはアントニーが一番「キアヌらしかった」と判定されたが、本人は去り際に「もうちょっとやれたかなって後悔してます」と漏らして笑わせた。

イベント後の取材に応じた彼らはこれまで被ってきた不遇のエピソードを告白。ファビアンは母親に持たされた弁当が「日の丸弁当」ならぬ「ドイツ国旗弁当」だったことを話して笑いを誘う。“ハーフあるある”で盛り上がる一方、アントニーが「でもここにデニス植野行雄がいなくて大丈夫かな」と不安を覗かせる場面も。また大野は「相方が1人で出ることが多いので、逆に僕が不遇です」と純粋な日本人であるがゆえの不満を吐露した。