品川ヒロシが監督・脚本を務める映画「サンブンノイチ」(配給:KADOKAWA)が、既報の通り4月1日(火)に神奈川・川崎チネチッタほか全国にて上映される。お笑いナタリーでは先日、品川に作品について話を聞いた。
川崎のキャバクラ・ハニーバニーを舞台に大金を巡って騒動が巻き起こるエンターテインメント作品「サンブンノイチ」。藤原竜也、田中聖、
小杉のほか、
なお昨日3月24日、既報の通り「第6回沖縄国際映画祭」のクロージングセレモニーにて「サンブンノイチ」のゴールデンシーサー賞の受賞が発表された。これを受けて品川は「ほんとに嬉しい賞をいただいた。この沖縄国際映画祭をもっともっと盛り上げていって、この賞の知名度もどんどん上げていけたら」と喜びのコメント。さらに「お笑いのパワーを信じてこの世界に入ってきた。笑ってると生きる活力とかすべてにつながるような気がする。映画としても笑いを重要なポイントの1つとして常に考えてます」と話した。
品川ヒロシのコメント
──これまでの「ドロップ」や「漫才ギャング」といった監督作品は品川さんの原作を映画にしたものですが、今回の原作は木下半太さん。何か変化は?
ゼロから1にするのが一番難しいので、原作があったぶん脚本は書きやすかったです。半太さんの作品は映像を思い浮かべながら読めるので。「2時間にしなきゃ」とか「小説ならではの部分を映像にしなきゃ」というのは大変でしたが、それも込みで全部楽しい作業でした。
──小杉さんがキャスティングされた理由は?
原作に「デブでハゲで関西人」と書かれていたので、小杉さんしかいないな、と(笑)。あと関西人の役は関西の方に演じてほしいんですよ。本物の関西弁のパワーは芝居を凌駕する。追い詰めたりするシーンのセリフも力強くて迫力があります。
──小杉さん以外の芸人さんの演技についてご感想は?
あとの方は演技ってほどでもないと思うんですが(笑)。緊張感がずっと続く映画だし、謎解きもあるので、緩急という部分で芸人さんのシーンは大切です。赤羽はけっこうキーとなる重要な役ですね。住谷(=HG)は同じジムに行ってるのもあるし、もともとプロレスをやってましたからアクションという意味では信頼してます。松田くんもアクションシーンの出演で、後輩だしいつも遊んでるから多少の無茶をさせられます(笑)。
──登場人物の中で、品川さん自身のキャラクターや芸風が投影されている部分は?
全部の役にけっこうそういう部分があって、特にシュウ(藤原達也)は自分がベースになってるな、と思います。木下さんと僕が似てるというのもあるんですけど。
──「サンブンノイチ」を一言でまとめると?
「クライムムービー」ですね。犯罪映画。友情や恋愛もありますけれども。もともとこういう映画は好きです。
──最後にお笑いナタリー読者にメッセージをお願いします。
お笑いファンが見ても笑えると思うし、かっこよさ、だましだまされの心理戦、どんでん返しもあります。最後まで楽しめる内容ですので、2回3回と劇場に足を運んでいただけたらなと思います。
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- 映画『サンブンノイチ』公式サイト 2014.4.1TUE ROADSHOW
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