本日3月20日、沖縄コンベンションセンターにて、地域発信型映画の沖縄県沖縄市「ロクな人生」と沖縄県那覇市「那覇 NAHA なーふぁ!」の舞台挨拶が行われ、「ロクな人生」監督の
これまでにも監督として数々の映画作品を撮ってきたゴリは今回、沖縄市にスポットを当てた映画を制作。嘉手納基地の出入口から胡屋十字路まで続くコザゲート通りを中心にしたコザの魅力を描きつつ、沖縄の歴史を笑いでなぞるコメディムービーとなっている。
ゴリは、「雨でオープニングイベントが中止になるという素晴らしいスタートで(笑)。これもお客さんさん来ないんじゃないかと不安だったんですが、満席。本当にありがとうございます」と感謝。「コザの人たちは、いい言い方をすると個性的、変な言い方をすると言うことを聞かない。おじいが撮影中にカメラの前を通るのを止めようとしたら『知らん!』って言われて撮り直しになったり」とさっそくコザの魅力をエピソードとともに語った。
その後出演者の挨拶では英語をゴリが適当に訳したりと大盛り上がり。監督としてのみならず、芸人としての腕も見せつけたが、沖縄民謡で有名な御年75歳の照屋まさおがしゃべりだすと舞台挨拶はたちまち漫才に。美人MCの声はよく聞こえるが、ゴリの声は聞こえないらしく、絶妙な掛け合いで会場はさらに大爆笑。ゴリは「聞こえてるだろ! こっち向きなさい!」と叫ぶしかなく、完敗だった。
続いて「那覇 NAHA なーふぁ!」は那覇国際高校の映画研究部が制作しており、那覇を舞台にした3話のオムニバス。川田は第3話で主人公の女子高生の父親役を演じている。こちらの舞台挨拶では先ほどと打って変わって、高校生たちや若い出演者陣が緊張モード。川田が声を掛けたり、フォローしたり、ツッコんだりと、立ち回っていた。
その川田の挨拶では「台本にないアドリブを言ったらNGになって撮り直したんですけど、完成した作品を見たらNGが使われてビックリしました」と監督のほうを見ると、監督は「面白かったんで」と苦笑。娘役の女性からは「お父さんよりずっと若いので大丈夫なのかなと思ったんですが、演技ががすごい。包容力というか。カッコ良かったです」と絶賛されていた。また、「挿入歌が素晴らしいんです」と川田はソプラノ歌手の宮良多鶴子にその場でリクエスト。素晴らしい歌声が響き渡ると会場からは大きな拍手が寄せられた。
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