ピース綾部「男前」、ノンスタ井上「ブサイク」でW殿堂入り

本日3月17日、「ヨシモトブックス Presents『よしもと男前ブサイクランキング2014』大発表会」が東京・ヨシモト∞ホールにて開催され、男前1位にピース綾部、ブサイク1位にNON STYLE井上、べっぴん1位にスパイク小川、ぶちゃいく1位にハリセンボン近藤がそれぞれ選ばれたことが明らかとなった。

年に一度の恒例「よしもと男前ブサイク芸人ランキング」は今年で15回目。ファン投票をもとによしもと芸人のさまざまなランキングが決められている。綾部と井上は今回それぞれの部門で3年連続1位となり見事殿堂入りを果たした。この「大発表会」イベントは、すでに男前殿堂入りをしているライセンス藤原と、ブサイク殿堂入りのマンボウやしろが進行を担当。オープニングで藤原は「（お笑い界という）ブサイク界のプリンスですから」と自身の男前という評価に謙遜。やしろは「ブサイクというだけで仕事をたくさんいただいた」と胸を張る。

男前ランキングは5位からカウントダウン形式で発表された。5位はロザン菅。14年連続のトップ5入りとなり「この尺（身長）で14年連続ってスゴない？」と余裕の表情でおどける。続く4位でウーマンラッシュアワー村本の名前がアナウンスされると、会場にはざわめきが。村本は「THE MANZAI」王者の称号をちらつかせたほか、フルーツポンチ村上やしずる村上とライブを行った際のことを振り返り「僕は1人でレッドシアターですから」とその人気ぶりを婉曲な表現で語った。

3位のベイビーギャング北見は「ついに世間が気付き始めた」と自尊心が垣間見えるコメント。藤原も「北見は本物です」とその男前ぶりを認める。2位のパンサー向井は「3位の北見くんのあとに出るのが嫌だった。遠近感が壊れる。黒船が現れた」と北見との身長差をネタにする。1位の綾部は女性関係のネタで盛んにイジられたのち「北見や向井が強烈な追い上げをみせていたので安心した」と胸をなでおろした。

井上はブサイク殿堂入りについて「日本が僕を求めてる。人生の貴重な時間を僕の投票に割いてくれた」とあくまでポジティブシンキングを貫く。ブサイク2位にはジャングルポケット斉藤が選ばれ「今日は“松潤スタイル”の髪型で来ました！ 来年は男前のほうに入りますよ！」と大声でアピールした。

べっぴん1位の小川は「相方（松浦）はねたみやひがみで人間ができているが（自分のべっぴん1位を）喜んでいる。売れるよう頑張ります！」と誓う。ぶちゃいく1位の近藤は、イベントが午前中だったことから「ブスと言われるために早起きしてる（笑）。“ぶちゃいく”というのもフォローされてるみたいで嫌です」と不満を連発。2位に入ったのは相方のハリセンボン箕輪で、コンビでのワンツーフィニッシュを遂げたことになる。箕輪は「他人の顔でひと騒ぎしようって根性が嫌い」とつぶやいて会場の笑いを誘った。

そのほか特別賞の「男前なパパ1位」にはガレッジセール・ゴリが選出され、相方の川田もステージに登壇。芸人たちが自撮りに挑戦した「Simplog自撮り賞」の1位に村本が選ばれたこともわかった。ランキングの詳細は本日発売されたムック「よしもと男前ブサイク芸人グランプリ」（ヨシモトブックス）で紹介されているので、ぜひご一読を。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。