「あの鬼」であの和田が禊＆肉体改造、あのハゲ達も活躍

昨日2月26日、東京・関交協ハーモニックホールにて鬼ヶ島新ネタライブ「あの日見た鬼の名前を僕達はまだ知らない。」が開催された。

同ライブはおおかわらが好きなアニメのタイトル「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」からとったもの。昨年2013年には劇場版も公開されたヒットアニメだが、知らない芸人からはビックリされるそうで、「ガチでカッコつけてると思われてる可能性がある」とおおかわらが言うと、野田は「やめてくれよー！」と迷惑そうな顔をしていた。

新作のコントも同アニメをモチーフに作成。小さい頃に事故で死んだ幼馴染・のんま（野田）が謎の幽霊（和田）とともに、あっちゃん（おおかわら）の前に現れ、3人で爆笑を巻き起こした。さらに「M-1グランプリ2009」以来となる新作漫才も披露。M-1では異色ながら記憶に残る漫才で準決勝まで進んでおり、今回の新作も彼ららしいやりとりで会場を沸かせた。

ゲストの5GAP、マキシマムパーパーサム、どぶろっく、ザンゼンジ、巨匠がネタを披露したあとは、「あの和田」のコーナー。これは普段おおかわらと野田がネタを作っている間何もしていない和田が「頑張ってるね」と言ってもらうためのチャレンジ企画で、今回和田は昨年の穢れを払い落とすため東京都内の川で禊を決行した。雪の翌日にふんどし1枚で、次々と都内の川に入る和田のVTRに会場からは悲鳴が。これには野田とおおかわらをはじめ、ほかの芸人たちも和田の努力を称賛。来月の企画はこの禊を越えたいということで、全員で案を出し合った結果、鬼ヶ島のビジュアル担当でもある和田の怠けた体を肉体改造で鍛えることになった。

続いては、おおかわらMCのもと、「本日、面白い芸人を集めた結果、ある共通点が見つかりました」ということで、野田、5GAP秋本、マキシマムパーパーサム長澤、どぶろっく江口がブリーフ姿で登場し、「僕たちハゲです」と自己紹介。「あの日見たハゲの名前を僕達はまだ知らない」と題し、さまざまなゲームで彼らハゲ芸人たちの魅力を引き出すこととなった。トイレのスッポンを利用したハゲにしかできないハゲチャンバラ、髪の毛がある芸人にはできないハゲビリビリのあとは、1人の頭に1文字ずつひらがなを書いて4文字の単語を当てるハゲダンス。フラッシュが点滅する中、曲に合わせて踊りながら、ときに頭頂のひらがなをもったいぶってチラ見せしてくるハゲ4人に会場中が大爆笑。ハゲじゃないほう芸人たちが「面白かったー！」と笑うと、ハゲ芸人たちは「みんなもハゲたらいいんじゃない」と複雑な表情を浮かべていた。

エンディングでは、突如野田の姿が見えなくなり、どこからともなく「かくれんぼだよー」という声が。最後もあの花をリスペクトしたコントで幕を閉じた。次回は3月26日（水）開催で、ゲストはダブルブッキング、オジンオズボーン、磁石、ザンゼンジ、巨匠。チケットは本日2月27日よりローソンチケットにて販売されている。

鬼ヶ島新ネタライブ「あの日見た鬼の名前を僕達はまだ知らない。 第2話」

日時：2014年3月26日（水） 18:30開場 19:00開演
会場：東京・関交協ハーモニックホール
料金：前売2200円 当日2700円
出演者：鬼ヶ島
ゲスト：ダブルブッキング / オジンオズボーン / 磁石 / ザンゼンジ / 巨匠
チケット：ローソンチケットLコード33443