うしろシティ、もぎぼっこりの作り方をファンに伝授

昨日2月22日、ファン参加型イベント「うしろシティといっしょに“もぎぼっこり”をつくろう！体験教室」が都内にて行われた。

“もぎぼっこり”とは、うしろシティのコント「転校生」に出てくる、地図にない島・むね島の名産品。イベントには昨年2013年発売のDVD「うしろシティ単独ライブ『うれしい人間』（完全生産限定版）」購入者の中から抽選で招待されたファンが参加した。

ホワイトボードや写真を使いながら、主に阿諏訪が「もぎぼっこりの原材料は“むきぼっこり”です。むきぼっこりはむね島の原生林で、秋に収穫します」と、もぎぼっこりの基礎知識を伝える。本来は作るのに2カ月かかるというが、今回は体験教室のため簡易的に作るとのこと。もぎぼっこりはいったい何に使うものなのか、2人はその答えを濁したまま作業に移った。

新聞紙を丸めた上から紐をぐるぐると巻いて大中小3つの球体を完成させ、それを紐でつなぎ合わせるのが大まかな流れ。うしろシティは、作業に没頭するファンの間を巡回しながら1人ずつ丁寧に声をかけていく。金子も「うまいですね！」「速っ！」とその手際に感心することしきりだ。

やがて形や大きさがさまざまに異なる、その人なりのもぎぼっこりが完成。イベントの最後に2人は、作ったばかりのもぎぼっこりを手にしたファンとの記念撮影に臨んだ。

うしろシティのコメント

──体験教室を終えられたご感想をお聞かせください。

阿諏訪：まさか自分が喫茶店で1人黙々と作っていたもぎぼっこりを、みんなで作ることになるとは。不思議な感じです。「正しいやり方なんてないのに！」って思いながら見てました（笑）。

金子：みなさんが作るのを見て回ってたんですが「いや、上手い奴はなんなんだよ！ なんで上手いんだよ！」って思いました（笑）。そんなことでも上手い、ってあるんだなと。

阿諏訪：下手でも何の支障もないのにね（笑）。

金子：迷わずやってる人がいて、正解を知ってる感じでやってるから「なんでだよ！」って。

──最後にもぎぼっこりの作り方のコツを教えてください。

阿諏訪：魂込めて、きつく巻くことです！

※記事初出時、“むぎぼっこり”と表記していた原材料は、正しくは“むきぼっこり”でした。訂正してお詫びいたします。