「本人が一番驚いています」ひとり映画主題歌にミスチル

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劇団ひとり初監督映画「青天の霹靂」の主題歌が、Mr.Childrenによる書き下ろしの新曲「放たれる」であることが、本日2月13日に発表された。

映画「青天の霹靂」第2弾ポスター

映画「青天の霹靂」第2弾ポスター

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「青天の霹靂」は、劇団ひとりが「陰日向に咲く」に続いて書き下ろした小説「青天の霹靂」が原作。映画化にあたって、ひとりは自らメガホンをとり、出演もしている。脚本は「僕の生きる道」「フリーター、家を買う。」など数々の傑作ドラマを生み出してきた橋部敦子。主役の売れないマジシャン・轟晴夫を大泉洋、晴夫が40年前にタイムスリップし出会った若き日の父親をひとりが演じている。

Mr.Childrenの主題歌はひとりたっての希望だったが、ひとりは「まさか受けてもらえるとは思わず、お願いした本人が一番驚いています」とコメント。Mr.Childrenの桜井和寿は、ひとりの原作に対して、「『ケージの中で傷を癒した鳥が、再び空に向かって飛び立つ瞬間』この物語を読んで、そんなイメージが湧いてきました」と語り、「重く薄暗い場所にある誰かの心が、自由と明るさを取り戻す大事な場面に、ただ寄り添うだけの最良のBGMでありたい、そう願っています」とメッセージを寄せた。

映画では、売れずにみじめな思いをしていた晴夫が、ホームレスとなった父の死を知り、人生に絶望の念を抱く。そんなとき突然40年前にタイムスリップしてしまう。そこには、マジシャンだった若き日の父と、母(柴咲コウ)の姿が。なぜ母は晴夫を捨てたのか、なぜ父と晴夫は不仲になってしまったのか。オフィシャルサイトの予告動画では、未来の息子と知らずに晴夫とマジシャンコンビを組むことになったひとりの姿も公開。中国人風の恰好としゃべり方で舞台に立ち、晴夫と掛け合いをするシーンでは、まさに劇団ひとり真骨頂の演技を見せているのでぜひチェックしてみよう。5月24日(土)より全国東宝系にて公開。

監督・劇団ひとりコメント

まさか受けてもらえるとは思わず、お願いした本人が一番驚いています。映画本編よりミスチルの曲のほうがよかったと言われないように頑張ります。

Mr.Children 桜井和寿コメント

「放たれる」というタイトルが多くを語ってしまっているかもしれないけれど、
「ケージの中で傷を癒した鳥が、再び空に向かって飛び立つ瞬間」
この物語を読んで、そんなイメージが湧いてきました。

背負ってしまった運命。
付き纏う寂しさ。
拭えない悲しみ。
思い通りに事が進まないもどかしさ。

そんな、重く薄暗い場所にある誰かの心が、自由と明るさを取り戻す大事な場面に、
ただ寄り添うだけの最良のBGMでありたい、そう願っています。

川村元気プロデューサーコメント

劇団ひとり監督たっての希望でMr.Childrenさんにオファーしたところ、映画の世界観と物語に共感していただき、今回の主題歌が実現しました。人生を諦めていた男が、大切な人の愛情を知り、再生していくこの歌は、まさに「青天の霹靂」の主人公・晴夫のために捧げられた歌だと思います。心が空に放たれていく、その最後の瞬間が、素晴らしい楽曲として表現されていて映画を力強く後押ししてもらった気がします。ありがとうございました。

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カンケ (柏崎三十郎) @everestsound7

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