本日1月16日、博多大吉の書籍「年齢学序説」文庫版が発売された。同書には、まえがき、あとがき、各章の最後に多くの追記が掲載されている。
単行本「年齢学序説は」、構想8年、執筆3年の末、2010年に発売。大吉が好きなお笑い、プロレス、マンガを中心に、スポーツ選手、歌手、偉人などのデータとともに、成功を決める年齢の法則を、大吉ならではの妄想たっぷりに論じている。
文庫化にあたって大吉は、芸人仲間から「タモリ、ビートたけしの26歳について書かれていない」という指摘を受け、まえがきに大量追記。特に、同じ福岡出身のタモリに26歳の時に起こった奇跡的な出来事について深く考察している。
各章の追記ではこの間に起こった出来事も踏まえて、単行本の内容を振り返り、自慢したり謝ったりする場面も。第三章のプロレスについては、新日本プロレスの隆盛について語るとともに、2014年の流行語大賞まで名言している。
サンドウィッチマンについて語っていた第二章の追記では、福岡吉本の後輩・パンクブーブーについて、実際に大吉が目にし続けてきた彼らの軌跡を分析。サンド同様無名時代が長く続いたパンクだが、「M-1グランプリ」「THE MANZAI」の二冠という唯一無二の成功を手にするにふわさしい、26歳のある成功エピソードを明かしている。
第六章で大吉が「手塚八犬伝」と呼んだ、累計売上総数1億部以上のマンガについては、この間「NARUTO-ナルト-」、文庫版を合わせた形で「タッチ」、シリーズ累計で「ドカベン」が仲間入り。そこでこれらの作品についても手塚治虫との繋がりを解き明かしている。
そのほか、スポーツ選手、バラエティ番組、福岡吉本など、さらに深く掘り下げその自説を固めている同書。これ以上ない読み応えたっぷりの内容となっているので、ぜひ手にとってみよう。なお、昨日15日より、コンテンツ配信サイト「cakes」にて、「『じゃない方』から『先生』へ──博多大吉インタビュー」の前編「チヤホヤされてもぜんぜん信用しないスタンス」の配信がスタート。この中で同書についても大吉が語っているので合わせてチェックしてみては。
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