来年2014年1月12日(日)、東京・しもきた空間リバティにて、「
クレオパトラの長谷川と桑原は数多くいる吉本芸人の中でも、2人とも芝居の脚本を書く珍しいコンビ。東京・神保町花月では、出演はもちろんのこと、脚本で参加する舞台も多く上演されている。単独ライブもストーリー性を重視したものが多く、連続したコントとも芝居ともいえる作風が人気に。今年2013年10月に東京・ルミネtheよしもとにて行われた単独ライブ「メルヘンパラソル夕日論」では拍手喝采が鳴り止まないという快挙も。これを2人の新たなスタートと位置づけ、来年一発目に第1回目となる「二人芝居」公演をスタートさせる。
長谷川曰く、きっかけは「単独ライブでいつも2人何役もするので、そういうのを軸にやってみたいなと。芝居とタイトルを付けたからには芝居っぽく。もちろん笑いも入れて」とのこと。今回は、2012年に披露した2つ連続の単独ライブ「謎」「答」がコンセプトになっており、「すごく好評だったんですけど、これ単独じゃないなと(笑)」と、満を持して「二人芝居」の初演にこのスタイルを持ちこんだ。桑原は「場所が下北なので、演劇好きな方にもぜひ観ていただきたいです」と、視野を拡大。現在は長谷川がじっくり脚本を練っているところで、年明けに入ってから2人で1週間くらいかけてみっちり稽古をするという。
また2人は2年前から東京・渋谷ヨシモト∞ホールを拠点に、「劇団ムゲンダイ」という芸人たちによるユニット芝居を主催。このメンバーでもある"お笑いノダリー"ことマヂカルラブリーの野田クリスタルは、2人のこの取材をじっとそばで聞きながら感心するなど真剣にリアクション。長谷川は「ノダリーがいつもイジってくれて嬉しい。僕らほかのライブでは全然イジられなくて。劇団ムゲンダイっていうホームがあると、バカみたいなことができて、やっぱりお笑い楽しいって思い出せる」と感謝のコメント。しかしノダリーは「いやこの前の単独ライブ見たら、すご過ぎてもうイジれません!」と言い返していた。
「善ト悪」「悪ト善」についてのヒントは、「そのままです。タイトルが入れ替わってること」と長谷川。すると、桑原が「フライヤーにもヒントが入ってます。ほらチェスが」とすかさず口を挟んだものの、長谷川から「今思い付いたでしょ」とツッコミが。それでもなお桑原が「今回は場所的にもすごくシンプルな演出になる思います」と続けたため、「お前演出したことないだろ」と長谷川は苦笑。「あとは脚本の力と僕らの演技力ですよね。ごまかしのきかない、裸のクレオパトラをお見せします」と堂々の宣言をする桑原に補足するように、「この前のルミネ単独が新たなスタートだと思ってるので、ここから変わっていくクレオパトラの1つ目として、ぜひ観ていただきたいと思います」と丁寧にアピールした。
また、2人はすでに第2回「二人芝居」構想も考えており、続けて「キングオブコント2014」を見据えたコントライブも予定。さらに2014年は、それ以外にもある企画が進行中とのことで、ファンはクレオパトラから目が離せない1年となりそうだ。「善ト悪」「悪ト善」のチケットはチケットぴあにて残りわずか。ライブ当日も若干の当日券が発売される。購入はお早めに。
クレオパトラ二人芝居
日時:2014年1月12日(日)1公演目「善ト悪」 14:30開場 15:00開演 / 2公演目「悪ト善」 18:30開場 19:00開演
会場:東京・しもきた空間リバティ
チケット:チケットぴあ Pコード434-339
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