本＆DVD発売のうしろシティ、座敷ボウラー金井とトーク

うしろシティの初単行本「うしろシティ 料理男子と裁縫男子」（講談社）と、最新DVD「うしろシティ単独ライブ『うれしい人間』」の発売を記念したイベントが、昨日12月9日に東京・タワーレコード渋谷店　B1F CUTUP STUDIOにて開催された。

金子の裁縫、阿諏訪の料理と、互いの趣味を生かした企画や、子供の頃から芸人になるまでの道のりがわかる個別インタビュー、コンビ結成からこれからについて語った2人の対談も収録している「うしろシティ 料理男子と裁縫男子」。最新DVDには単独ライブ「うれしい人間」の模様に加えて、完全生産限定版ボックスには昨年2012年6月に行われた単独ライブ「走ってるのかと思った」で披露した10本のコントを収めた特典DISC、撮り下ろしフォトブックなども付属する。

イベントには、書籍とDVDのいずれかを購入した多数のファンが来場。まずはうしろシティの後輩芸人、座敷ボウラー金井がMCとして会場を温めた。「ブックを買った方？」「DVDを買った方？」と挙手させたあと、「あ！ 両方買ったよって方が一番多いのか！」と1人大騒ぎ。裁縫に関する自身の思い出を語ろうとしたが、重要な部分を言い間違えて、のちにうしろシティにイジられることになった。

金井に呼び込まれたうしろシティは、季節のイベントをモチーフにしたコントを披露する。会場を大いに沸かせたあと、金井がうしろシティに質問していく形でトークコーナーを展開。金井は本のことを「ブック」と言っていたことや、「1人だけTHE MANZAIの決勝みたいな顔してたよ」とMCを担当することへの緊張具合をうしろシティに指摘されつつ、最初に本を出すと聞いたときの心境や、DVDに収録されている単独ライブについてしっかりとインタビューした。

うしろシティは単行本制作の裏話、大阪と東京のウケ方の違いやネタの変遷などについてたっぷりと語り、イベントの最後には単行本、DVDそれぞれの宣伝用パネルを来場者にプレゼントするジャンケン大会を実施。終了後には握手会も行い、1人ひとりに直接感謝を伝えた。

また事前に行われたマスコミ向けの質疑応答で、阿諏訪は「パラパラっと見ていただけたら読み込んじゃう本」と単行本をアピール。DVDについて金子が「傑作ぞろい。キングオブコントでビリになったネタも入ってます。あの悲しみをもう一度」と自虐的に見どころを説明して笑わせる場面も。「もっとテレビに出たい」「『寝てねえ』って言いたい」と2人はさらなる活躍に意欲を見せていた。

なお来年2014年2月22日（土）にはファン参加型イベント「うしろシティといっしょに“もぎぼっこり”をつくろう！体験教室」が都内近郊で実施される。完全生産限定版に封入されている応募ハガキで申し込んだ人の中から、抽選で50組100名を招待。気になる人はチェックしてみよう。