僕も中間管理職、TKO木本が語るドラマ「ごちそうさん」

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現在放送中の連続テレビ小説「ごちそうさん」(NHK総合)にTKO木本が出演中。その見どころを本人が語った。

連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演しているTKO木本。

連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演しているTKO木本。

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同番組は、大正・昭和期を舞台にした、杏演じる食いしん坊の東京娘・め以子とその家族の物語。木本はめ以子の夫・悠太郎(東出昌大)が務める大阪市役所建築課の課長・藤井耕作役を演じている。木本は藤井について「絵に描いたような中間管理職(笑)。徳井優さん演じる職人気質の大村と悠太郎に挟まれて、いつも『まあまあ』って言うてます」と説明。自身と非常によく似ていると感じており、「僕の事務所内のキャラ的にもそのまんま中間管理職みたいなもんなんで」とのこと。会社のみならず、嫁と姑の間にも挟まれる藤井だが、今回の起用は「そんなギスギスした場面でもホッと安心する」という木本のキャラクターが気に入られたとのことで、「お芝居してるって感じがないんですよね。素のままでやってます。たまに『いい芝居ですね』って言っていただけるんですけど、何にも芝居してないんです」と照れながら語った。

現場では、徳井、東出の3人で一緒にいることが多く、「東出くんが何でも笑ってくれるんですよ」と大喜び。「空き時間は僕の引き出しにあるエピソードをほぼ出しました」と大サービスしている。「徳井さんがすごいんですよ。演技はもちろん喋りも達者で、ツッコミもしてくれるし、僕の緊張も察して空気を作ってくださったり」と感服していた。また、主役の杏に対しては、「イタズラとかしてくるんですよ(笑)。ほんとに気さく。おかげで現場が明るくなるし、楽しいですね」と感心。さらにスタッフについても「歴史のある枠ですから、スタッフさんも厳しかったり、主役には主役級の対応とかあるのかと思ってたら、杏ちゃんにもエキストラの人にも全員に対しての態度が変わらないんです。エキストラがどうしたらいい感じに映るかっていう演出もしっかり考えてて。みんな人と人としてやってるんですよね」と、この経験を噛みしめていた。

相方の木下は映画やドラマに多く出演しているが、「朝ドラのイメージは俺より木本なんやろうな」と、アドバイスをしてくれるそう。「相方のほうが多く出てますからね。僕に対しては余裕みたいですよ(笑)。珍しくお兄さん風吹かせてます」と笑っていた。最後に「木本が役者業してると思われるかもしれませんが、出てるのはそのまんまの僕なので、構えずに見てください。僕のテーマは画面の中に溶け込むことです」と読者にメッセージ。明日12月2日(月)から始まる第10週「祭りのハーモニー」では、天神祭をめぐってめ以子が奮闘する。詳しくはオフィシャルサイトにて確認を。

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