「共感百景」アンガールズ田中にさまざまな洗礼

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昨日11月10日、東京・草月ホールにて劇団ひとりMCの「共感百景」が開催され、板尾創路麒麟・川島、アンガールズ田中が出演した。

ライブ「共感百景」のエンディング。

ライブ「共感百景」のエンディング。

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「共感百景」は、テーマに沿ってプレイヤーが自由律の俳句をしたためるライブ。1局につき4人が同テーマで2つずつ俳句を提出し、より共感を得た人に優秀賞が贈られる。今回は彼ら以外に、光浦靖子、大橋裕之、クボケンジ、清野とおる、大森靖子というラインナップとなった。

第1局は、大橋、光浦、クボ、川島の4人が参加し、「深夜」というテーマに挑戦。「こんなしっとりした空間は初めて」と言う初参加の川島に、光浦は「はしゃがないこと」と同ライブのコツをアドバイスした。ひとりとともに第1局のMCを務めた板尾は、大橋の俳句に出てくる「コンビニ」という単語に「店名は?」と聞いたり、「トイレに行くか行かないかを考えている」と書いたクボに「そんな広い部屋でもないんでしょ」とツッコむなど、早々に板尾節が炸裂。この局の優秀賞は川島、不思議世界に連れて行ってくれる賞は光浦が獲得した。

第2局のテーマ「虫」では、田中が体を張って持ち前のキモキャラを見せたものの、隣に座る清野の根深い闇に「俺が久々に『気持ち悪い』と思った。まだまだ気持ち悪いの先があった」と完敗。板尾は、虫そのものではなく、「カメレオンに食べられる虫」を詠むと、歌人の東直子顧問はその着眼点を褒めつつも、文字がはみ出していることや名前を書いていないことを小学校の先生のように諭す場面も。優秀賞は「大人になると虫が嫌いになる」というあるあるをテントウムシに集約した大森が受け取った。

第3局のテーマ「運」では、いい句が浮かばなかった田中が、わざとキモい読み方で逃げ切ろうとしたことから、ひとりと第3局MCの川島から集中攻撃。2人は田中の2つ目の句に向けてどんどんハードルを上げ田中をイジっていた。板尾は「赤い糸」について詠むと、「毛糸で表現されることに納得できない」と、自論を展開。映画監督も務める板尾だけに、ひとりが「板尾さんの映画ならどうするんですか?」と尋ねると、「僕だったら見せない」と語り、ついでに「よく使われる新聞名の『毎朝新聞』も嫌い。どうしても使いたくない」とこだわりを見せた。

最後、第4局のテーマ「病院」では、光浦の句「ぬるいスリッパを履いてしまった」が優秀賞。ライブ全体の最優秀賞は、大橋がテーマ「運」で詠んだ「やった!! えんぴつに付いてる消しゴムなのに消せた!!」が選ばれた。次回開催は来年2014年の春頃を予定しているとのこと。決定次第スラッシュパイルオフィシャルサイトにて発表される。

※記事初出時、見出しおよび本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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ocean sunfish @Lovely_Meena64

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#共感百景 

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