昨日11月8日、東京・草月ホールにて、
年末の恒例となったこの禁断のライブも今回で3回目。まずは東野が1人で登場し、観客に「これはお互い1年あった、普段なかなかしゃべれないことをしゃべるライブです。映像、写真、反則技も結構。オチもないっちゃない」と説明を。そして「僕はこのライブのためにロケに出ました。なんせ山里くんは今年いろんなことがあったから」と宣戦布告。観客は笑いとともに期待の拍手を盛大に送った。
「トップバッターにふさわしい」と東野がまず持ち出したのは、「今年の頭にビックリするような人にあった」という話。ナベ、天津・木村と食事中、偶然出会ったその人物に「ピンときた」という東野は、「ゴシップ誌見とくもんやな」とこの釣果に大喜びで、その一部始終をさまざまに表情を変えながら語ってみせた。続いて登場した山里は「さすがミスターゴシップ」といきなり脱帽。しかし負けじと「後世に残していかなきゃいけない話があります。みなさんは自分の意志と関係なく髪を刈り上げられたことがありますか?」と演説を。早口の中にさりげなく自論を紛れ込ませながら、自分の身に起こった出来事を意気揚々と再現した。これに思わず笑ってしまった東野は、「じゃあせっかくですから」と、その様子を楽屋で見ていた自分を自らリプレイ。山里が触れなかった山里のスベりっぷりまで明かす茶目っ気を見せると、そのあとは、劇場を出たときに声をかけてきた女性の話となり、ここでもある人気芸人を困らせるような自らの行為を笑いながら明かした。
また、中盤に東野は宣戦布告通り、ロケVTRを公開。ネゴシックスが撮影・編集したそのVTRに映っていたのは、山里がテレビの生放送に出ている最中、勝手に撮られた山里の楽屋訪問という内容だった。山里の私物をチェックしたのは、なんと放課後電磁波クラブのS極くん。観客が歓声を上げる中、山里は信じられない様子で「えー!」しか言えず。財布の中身を次々と暴露されたうえに、飲料にイタズラまでされ、山里はただただ憔悴。それでも、このためだけに先輩が出してきた有名キャラに「ちょっと光栄な気持ち」と複雑な心境を口にした。
こうして2人は交互にさまざまな話を展開。芸人、芸能人、テレビ、それぞれの奇行のほか、前回山里が爆笑をとったVTRをもう一度見せる反則技、東野は恒例の写真トークに加えある特殊な本の紹介も。途中のコーナーでは、事前に用意した互いに質問したいことで意見交換。あっという間に2時間半が過ぎた。最後に山里は「また1年頑張ろうって思える」とスッキリした表情。東野は「これ以上会場が大きくなったらあかんと思う」と苦笑しつつも、「来年のこの時期にまた会いましょう」と挨拶した。果たして来年はどのような話が飛び出すのか。マナーを守る観客の協力で成り立っている流出厳禁のトークライブとなっているので、見たい人はぜひチケットを入手しよう。
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