ぱーてぃーちゃんの1日警察署長委嘱式の様子。

味わい深かったお笑いニュースで振り返る2023年

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2023年もさまざまなニュースが届けられたお笑い界。お笑いナタリーでは1年間で5100本以上の記事を配信した。このコラムでは、読者からのツッコミが多かったニュース、なかなか見ないタイプの珍ニュース、マニアックだが面白いニュースなど、改めて振り返ったときに特に味わい深かった記事20本を紹介する。

スパイシーガーリック村木が「ジョン」に改名、日本一おもしろい大崎が名付ける

スパイシーガーリック

スパイシーガーリック

「令和4年度 NHK新人お笑い大賞」で優勝したスパイシーガーリック。「片山智勝」「村木侑平」という個人名で活動していたが、ぱーてぃーちゃん・すがちゃん最高No.1から「どちらが村木でどちらが片山かがわかりづらいし覚えづらい」と指摘され、ちゃんぴおんず・日本一おもしろい大崎の命名により村木が「ジョン」へと改名した。なお片山も日本一おもしろい大崎から「梅太郎」と名付けられたが、片山本人が納得できていないため今年1月の時点では保留に。約1年経った現在も片山が改名する気配はない。

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千鳥大悟のライター発売

「大悟のいっぷく名言ライター」

「大悟のいっぷく名言ライター」

愛煙家として知られる千鳥・大悟のライター「大悟のいっぷく名言ライター」が発売されたというニュース。全8種類で「その笑顔が酒のアテ」「死ぬときに笑ろうときゃ勝ち」「スゴい人なんていないやろ 世の中」といった大悟の名言と彼のイラストがデザインされた。この記事に掲載されている大悟のコメント画像も独特な味わい深さを醸し出している。

「大悟のいっぷく名言ライター」を受けての千鳥・大悟のコメント。

「大悟のいっぷく名言ライター」を受けての千鳥・大悟のコメント。

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「パンサー尾形の竹馬散歩」で雪が降ってしまう

雪の中で竹馬に乗るパンサー尾形。(c)TOKYO MX

雪の中で竹馬に乗るパンサー尾形。(c)TOKYO MX

「竹馬に乗って、ひたすら街を散策する」というシンプルかつ奇妙な内容が初回から反響を呼んでいた番組「パンサー尾形の竹馬散歩」。成城学園前駅を舞台にした第7弾では、雪が降ってしまい、その不運ぶりが話題を集めた。竹馬でロケをするには最悪な環境にもかかわらず、パンサー尾形は「次は“ひょう”狙いでいきましょう!」とコメントし、芸人としての頼もしさを見せつけた。

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ZAZY「岩下の新生姜ミュージアム」1日館長に就任、色が同じなため

「岩下の新生姜ミュージアム開館8周年記念スペシャルイベント」イメージ

「岩下の新生姜ミュージアム開館8周年記念スペシャルイベント」イメージ

岩下の新生姜にまつわるさまざまな展示を楽しめる施設「岩下の新生姜ミュージアム」。2019年に「色が似ているため」という理由で阿佐ヶ谷姉妹を1日館長に招いており、このときとまったく同じ理由で今年はZAZYを1日館長に任命した。これによって間接的に阿佐ヶ谷姉妹とZAZYの色が似ていることも浮き彫りとなっている。

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神保町よしもと漫才劇場に最高齢76歳で所属、芸歴5年目のピン芸人おばあちゃん

おばあちゃん

おばあちゃん

吉本興業所属の76歳、芸歴5年目の芸人・おばあちゃんが、東京・神保町よしもと漫才劇場のオーディションを勝ち上がり、過去最高齢で劇場所属メンバーとなったというトピック。「おばあちゃん」というラディカルな芸名が大きな話題を呼んだ。おばあちゃんは「田舎のおばあちゃんに会いたくなったら、ぜひ劇場に会いに来てください」と呼びかけている。

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トム・ブラウン「笑点」出演

バイオレンスかつ狂気的なネタが多いトム・ブラウンだが「M-1グランプリ2018」決勝進出をきっかけにお茶の間にも浸透。ついに国民的長寿番組「笑点」(日本テレビ系)にも出演するようになった。10年前のお笑いファンなら誰も信じなさそうな記事の見出しで、読者からの「どうなっちゃうんだ~!?」「これは事件だ」「客から絶対悲鳴上がるよ」「キャスティングの経緯が気になりすぎる」といった反応が見受けられた。

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ウッチャンナンチャン南原清隆のアクリルスタンド発売

ウッチャンナンチャン南原清隆のアクリルスタンド。

ウッチャンナンチャン南原清隆のアクリルスタンド。

2023年は、マシンガンズ、ダイアンマユリカ、ママタルト、流れ星☆、ウエストランドら多くの芸人のアクリルスタンドが発売されており、その顔ぶれに1984年結成のベテラン・ウッチャンナンチャンの南原清隆が加わったのはインパクト抜群だった。記事にも「絶対に欲しい」「買います」とのコメントが殺到。「旅行とかに持って行けば『ナンチャンを探せ』ができる」という声も寄せられた。

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ロングコートダディ堂前、寝転んでラジオ収録

寝転んで録音するロングコートダディ堂前。

寝転んで録音するロングコートダディ堂前。

ロングコートダディ出演のラジオ番組「無理なくつづく」(FM大阪)より、堂前が寝転びながら録音した企画のひとコマ。まるで自宅の寝室に横たわっているかのようなリラックスした表情が妙な面白さを醸し出していた。なお同番組では「ラジオで何かつくるシリーズ」と題し、ロングコートダディがクリームソーダ、パフェ、ハムサンドなどを作っている。

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カズマ・スパーキンが「カズマ・スパーキング」に改名

カズマ・スパーキング

カズマ・スパーキング

ジャイアンモノマネを得意としているピン芸人・カズマ・スパーキンが改名。「KAƵMA」「誠」「ジョン」「ねんど」など雰囲気がガラッと変わる改名が多い中、マイナーチェンジ的な改名は逆に目を引いた。改名理由は本人曰く「よく間違われるからそっちにしてまえ」とのこと。

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磁石佐々木、子育て相談中にちぃたん☆と格闘

「ちぃたん☆と手越祐也のホンキでいきます(仮)」のワンシーン。

「ちぃたん☆と手越祐也のホンキでいきます(仮)」のワンシーン。

ちぃたん☆と手越祐也が困りごとや悩みごとを抱えた相談者の依頼を解決する番組「ちぃたん☆と手越祐也のホンキでいきます(仮)」(テレビ埼玉)に登場した磁石・佐々木。子育てについて相談していたが、ちぃたん☆が暴走し、格闘が勃発してしまった。芸人とゆるキャラの取っ組み合いをバックに、保育コンシェルジュのアドバイスが表示されるシーンは、なかなか見られない光景だ。

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FANYのヘビーユーザーだった安田邦祐が「ファニー」に改名

元コマンダンテの安田邦祐が、吉本興業のWebサービス・FANYのヘビーユーザーだったため、「ファニー」に改名。よく利用しているサービスの名称をそのまま芸名にするという聞いたことのない改名方法でお笑いファンをザワつかせた。この名前は、てんぐ横山による姓名判断の結果もバッチリだという。

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ゴイゴイスーと片岡鶴太郎のヨガが奇跡の融合

ダイアンと片岡鶴太郎(中央)。

ダイアンと片岡鶴太郎(中央)。

ダイアンの冠番組「ゲストダイアン」(ABCテレビ)に片岡鶴太郎が登場。「ヨガを通して多忙なダイアンの心のバランスを整えてあげたい」と語り、20分の瞑想時間を取って呼吸を整え、収録が始まると木のポーズやコブラのポーズなど、ヨガの基本姿勢を丁寧に伝授していく。津田は自身のギャグ「ゴイゴイスー」にヨガの要素を取り入れたいと提案するが、鶴太郎から返ってきた言葉は「それ、もうすでにヨガになってるわ」という予想外のものだった。

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しずるKAƵMA、MCをしていた山形県のまつりの大食い大会で第2子誕生を発表

しずるKAƵMA

しずるKAƵMA

連日流れるファミリーマートの店内放送「ファミよし“笑顔の宅配便”」の中で結婚を報告したり、山形テレビの「YTSスペシャル これが冬の極み鍋」のテロップで本名の「池田一真」からの改名を明らかにしたりと、独自のトピックを生み出してきたKAƵMA。今年は第2子の誕生を10月8日に山形県・尾花沢市で行われた「尾花沢もっとまるだし未来まつり」の大食い選手権決勝の舞台で発表した。しずるは同大会でMCを務めており、計った食べ物の重さが4キロだった際に「2日前に子供産まれたんですけど、その子供より重いです」と述べたという。

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コウメ太夫、スキーウェアのモデルに抜擢される

「nnoum」の着用モデルに起用されたコウメ太夫。

「nnoum」の着用モデルに起用されたコウメ太夫。

コウメ太夫が、タナベスポーツのスキーウェア「nnoum(ノアム)」の着用モデルに抜擢されたというニュース。お笑い、ダンス、役者とさまざまなフィールドで活躍する彼のマルチな才能に注目しての任命だったそう。顔と体のバランスが不自然な着用画像が注目された。

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隣人、チンパンジーの姿で情報番組出演

チンパンジーの姿で「今田耕司のネタバレMTG」に出演した隣人。

チンパンジーの姿で「今田耕司のネタバレMTG」に出演した隣人。

「キングオブコント2023」で披露したコントで、中村遊直(なかむらショートライナー)がチンパンジーに扮していた隣人。中村は情報番組「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)にもチンパンジーの姿で出演した。芸人が賞レースで披露したネタの衣装でバラエティ番組に参加することはよくあるが、顔が完全に隠れているのは珍しい。中村はXで「もう腹括ったで」と述べていた。

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RYOSUKE HIGASHI、1stアルバム「LOVE」リリース

1stアルバム「LOVE」をリリースしたRYOSUKE HIGASHI。

1stアルバム「LOVE」をリリースしたRYOSUKE HIGASHI。

ラジオ関西のポッドキャスト「はちくちダブルヒガシ」の企画で、ダブルヒガシ東が「RYOSUKE HIGASHI」名義で1stアルバム「LOVE」をリリース。“おふざけなしのガチポップソング”として「pink days」「チキン南蛮」「soy latte」「漫才」「漫才(instrumental)」の5曲が収録された。

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ぱーてぃーちゃんが1日警察署長に就任、闇バイトの誘いは…無視するんだぜ!

ぱーてぃーちゃんとピーポくん。

ぱーてぃーちゃんとピーポくん。

ぱーてぃーちゃんが東京・三鷹警察署の1日警察署長に就任。職員と共に「お金が儲かりそうなアルバイト募集は……」「無視するんだぜ」「身分証を要求されたら……」「絶対に送らないんだぜ」「犯罪に手を染めるよう脅されたら……」「実行する前は警察に相談するんだぜ」と掛け合いを繰り広げた。ぱーてぃーちゃんポーズを完璧に決めるピーポくんの写真も印象的だ。

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マユリカ、珍しい拘束具を試す

珍しい拘束具を試すマユリカ。

珍しい拘束具を試すマユリカ。

「チャンスの時間」(ABEMA)の企画「女王様のブランチ」のひとコマ。顔面が変形する中谷、苦痛に顔をゆがめる阪本の写真が大きな反響を呼び、「顔によく馴染んでて違和感なく見える」「ここまで拘束具が似合う芸人も珍しい」との声も上がっていた。

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ロバート秋山が扮する藤原実資の姿公開、大河ドラマ「光る君へ」

大河ドラマ「光る君へ」で藤原実資役を演じることになったロバート秋山の見た目が、あまりにも平安時代の貴族すぎると話題になった記事。ネット上では「クリエイターズ・ファイル」の企画なのではないかと疑うお笑いファンも続出したようだ。秋山は「この姿を登一(祖父)に見せたかったです」とコメントしている。

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上沼恵美子、詳細不明の全国ネット冠特番

「上沼恵美子の『もしも夫がゾンビになったら…』」ビジュアル (c)読売テレビ

「上沼恵美子の『もしも夫がゾンビになったら…』」ビジュアル (c)読売テレビ

上沼恵美子の冠特番「上沼恵美子の『もしも夫がゾンビになったら…』」の番組名とビジュアルだけが発表された際、内容の予想がつかなさすぎるとの声が続出。銃を持った上沼がゾンビに囲まれているビジュアルに対する本人コメントも「きれいにしてくださってありがとうございます。遺影に使わせていただきます」という謎を深めるものだった。なお後日、上沼とニューヨーク屋敷がMCタッグを組むトークバラエティであることが明らかに。番組は2024年1月4日(木)に放送される。

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