トンツカタン櫻田のオススメ曲

（夜と）SAMPO「革命前夜」

もしかしたら夜が明けたら何か素敵な事が待ってるんじゃないかな、起きてくれるんじゃないかな、と無責任な希望を抱かせてくれちゃうイントロ。いくみさん（Vo）の、曲を聴いているみんなを疑うことなく笑顔で全肯定してくれるような魔力を持った声。これだけで満腹なのに、その後に待つのは、心の底で眠ってるエネルギーを爆発させて一緒に走り抜けてくれるようなウルトラキャッチーサビ。「しょうもないって くだらないって 鋭角な夜にしよう 片仮名な僕らに 居酒屋が良く似合う」。こんなに目の覚めるキレキレの歌詞を唄えるのは（夜と）SAMPOだけだと思います。

明るい赤ちゃん「春風がロックンロール」

ライブを観に行ったことが何回かあるのですが、気付いたら背中を丸めて下を向いて歩くようになってしまった人たちの顔を無理矢理上げて、頬を両手でめちゃくちゃ引っ張って、何がなんでも笑顔にさせてしまうような元気出まくる素敵なライブでした。メガネを吹っ飛ばして唄っていました。メガネはそう簡単に吹っ飛ばせません。明るい赤ちゃんはメガネを吹っ飛して唄えます。「君の写真を撮る人がいる それならば僕がすべて買い取るよ」と溢れ出してしまっていた童貞が「隠れて見るはインスタグラム」と人並みの童貞になって、こんな爽やかに春を告げる歌を唄う童貞ロックンローラーになりました。バブゥ。

Bray me「背中合わせ」

元気をくれる曲、慰めてくれる曲、気持ちを切り替えさせてくれる曲。たくさんの種類がありますが「勇気をくれる曲」にはそう簡単には出会えません。出会っちゃった。何回聴いても歌い出しで震えてしまいます。歌詞、声、音。その全てからBray meは僕たちに勇気を分けてくれます。踏み出そうか迷ってるその一歩を踏み出す勇気をくれるし、一歩踏み出さずに引き返しても良いんだよ、無理しなくてもいいんだよと寄り添ってもくれるスーパーアンセム。Bray meみたいな人になりたい。「欲しい朝」の「し」と「い」の間の少しだけギギッてかすれるところ好き。

櫻田佑

1989年9月4日生まれ、秋田県出身。お抹茶、森本晋太郎と2012年にトリオ・トンツカタンを結成する。2016年に「第7回 お笑いハーベスト大賞」で優勝。2019年には「ABCお笑いグランプリ」決勝、2021年と2022年には「NHK新人お笑い大賞」決勝に進出している。

お知らせ

THISTIME RECORDS 20th Anniversary “New Buddy!”

日時：2023年5月27日（土）
会場：東京・下北沢シャングリラ / 下北沢SHELTER / 下北沢Daisy Bar / 下北沢MOSAiC / 近松 / mona records / 下北沢CLUB251 / 下北沢 BASEMENTBAR / 下北沢THREE / 下北沢ERA / Flowers Loft / 下北線路街 空き地
※18:20よりトンツカタン櫻田の企画「櫻田ノ舞台」を実施。


トンツカタン公式HP
トンツカタン公式YouTube
トンツカタン公式Twitter
トンツカタン櫻田Twitter