芸人オススメのネタ動画を紹介する企画「今日はどのネタ見よう?」。なぜそのネタが好きなのか、どんな影響を受けたのか、芸人たちが厳選した3本のネタ動画に彼らのレビューを添えて掲載していく。24人目は
三四郎「リア充に…」
お笑い芸人になりたいと思っていた僕は、このネタ動画を見て「マセキ芸能社一択じゃん」と思った記憶があります。ネタがはちゃめちゃに面白いとかそんなのは至極当然なのであえて僕が言いませんが、それ以上に、この人たちを評価して、このネタをYouTubeに上げようと思ったマセキ芸能社に当時、非常に感動しました。正直、今でもYouTubeに上げてる意味がわからないです。この頃の
シソンヌ「お楽しみクジ」
あまり具体的なワードは出せませんが、「こういう人」をこうやってネタにするんだと衝撃を受けたネタです。「この人ってそういうことだよね?」って思ってたらオチで確定しちゃう感じも最高。そこら辺の人たちなら「ヤバい人」とかいろいろ形容してしまいそうなところを、すごくフラットな視点で、鋭角に抉るわけでもなく、かといって過保護なこともなく、非差別的な空気感が理想の世界といった感じで大好きです。
東京ダイナマイト「レストラン partII」
partIから見なきゃとかないです。僕も昔、partIIから見て死ぬほど笑ったので。絶対居ないのに、なんか居そう。ベタな気もするし尖ってる気もする。それでいて自然体で、飽くまで覗き見してる気分、強制参加させられていない感じが心地良いです。絶対やっていて楽しい。公式に上がっているのでこのネタを選びましたが、本当は「BAZOOKA!!!」(スカパー!)という番組の「放送NG演芸」というコーナーで見た「日本全国○○音頭」というネタが一番好きです。
依藤たかゆき(イトウタカユキ)
1990年4月26日生まれ、神奈川県出身。2013年に古川彰悟とサスペンダーズを結成。2017年3月に初単独ライブ「ふとどき」を東京・シアターブラッツで開催する。2018年には映画「なれない二人」に出演した。2021年2月に「ゴッドタン」(テレビ東京)の企画「お笑いを存分に語れるBAR」で東京03飯塚が注目の若手芸人として名前を挙げたことで話題に。2022年3月には冠ラジオ番組「サスペンダーズのモープッシュ!!」がSBSラジオでスタートした。
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サスペンダーズ 依藤たかゆき @itotakayuki711
色々好きなネタはあるのですが、僕が大学生から芸人始めたてぐらいの時に好きすぎたお笑いを紹介させて頂きました!!!!! https://t.co/FadSQGqNDb