ナタリー PowerPush - Z-MACHINES

開発者が語る「ロボットバンドができるまで」

ロボットがデカすぎてリキッドルームのステージが、ロボットだけでパンパンになってしまいました

斉藤迅

──ロボットの音楽性はどんな感じなんですか?

斉藤 基本は、ZIMAのクラブイメージとロボットらしさを合わせて、テクノ、ドラムンベース、ダブステップなどなどを演奏する感じです。あと、投稿されたロックなども演奏していきます。

──ライブはすごいことになりそうですね。

米塚 アミューズメント施設のロボットは、24時間稼働し続けて、かつ長持ちしなきゃいけないじゃないですか。だからやっぱり長持ちするように加減して作ってる。でも今回のはライブも毎日あるわけではないし、ヘッドバンキングを壊れるくらいガシガシやって、演奏が終わったらメンテナンス、ということができるんです。

──1回のライブで燃え尽きちゃうような感じは、実際のロックバンドみたいですね(笑)。

大河内加代子

大河内 ZIMAの営業もLIQUIDROOMから「なんかすごいものをやるそうですけど、大丈夫ですか?」って言われたらしいです(笑)。

──普通にバンドが演奏するよりも機材がかさばりますしね。

米塚 ドラムセットは前から後ろまで3メートルくらいありますし。

斉藤 思ってたよりロボットがデカすぎて、リキッドルームのステージが、ロボットだけでパンパンになってしまいました(笑)。

──今後ロボットバンドはどうなっていくと思いますか?

斉藤 今後 いろんなミュージシャンに使ってもらって、いろんな可能性を探ってもらえたら面白いと思います。また、ロボットの演奏技法をみた人間のプレイヤーが「そういう奏法もあるんだ」と何か新しいことを思いついたり、そういうふうにいろんな人にいろんなインスパイアできたらうれしいですね。

プロフィール

米塚尚史(よねつかなおふみ)
青森県出身のスペシャルメイクアップアーティスト / メカニカルクリエーター。東京造形大学彫刻科在学中に、バンド活動を通して特殊メイクに触れ、1993年に有限会社ハウンテッド設立。その後、アニマトロニクスロボット製作、アミューズメントパークのロボット製作にまで携わるようになり、CMやビデオクリップ、テレビ、映画、アミューズメントパークなど多くのフィールドで特殊メイク、造型にメカニカルな要素と実働する機能を取り入れる。THE MAD CAPSULE MARKETSのアルバム「010」のジャケットのために製作した動く「WHITE CRUSHER」は全国のタワーレコードで展示された。
松尾謙二郎(まつおけんじろう)
「“音”という見えないメッセージと“アイデア”という見えないデザインを“見える”ようにしていく」を目標にした作家集団、インビジブル・デザインズ・ラボの代表を務めるサウンドデザイナー。同チームが2011年に手がけたdocomoの携帯電話CM「森の木琴」は、世界的な広告賞「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」にてフィルムクラフト部門の金賞など3冠を達成した。
斉藤迅(さいとうじん)
クリエイティブエージェンシー株式会社SIXのクリエイティブディレクター。
LUVRAW&BTBやPAISLEY PARKSらを擁する横浜のレーベルPAN PACIFIC PLAYA(PPP)にも所属し、JINTANA&EMERALDSで今秋アルバムリリース予定。「破壊専用ギターSMASH」キャンペーンでカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル ダイレクト部門金賞受賞。
大河内加代子(おおこうちかよこ)
モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社のマーケティング本部ブランド・マネージャーとして、アルコール飲料「ZIMA」のマーケティング戦略立案と実施に携わる。2011年には「KISS A-ZIMA」キャンペーンが国際コンテスト「ニューヨークフェスティバル」で銀賞を受賞。2012年には渋谷と六本木を移動しながらDJプレイが楽しめる無料シャトルバス「ZIMA Party Shuttle」を企画したりと、斬新なマーケティング施策に意欲的に取り組んでいる。
文原明臣(ふみはらあきのり)
株式会社nana music代表。ブラックミュージックが大好き。最も敬愛するシンガーはスティーヴィー・ワンダー。
ZIMA

ZIMA

23種類のフレーバーから生まれたジーマは、フレッシュ、クリーン、クリアな味わいと飲みやすさが特徴のプレミアム低アルコール飲料。
この4月には、更に飲みやすい新サイズの275mlボトルを導入し、同時にロゴをリニューアル。
ボトルでお洒落に楽しめる「ZIMA」は、クラブやバーをはじめ、若者が集まる業態で、今まで以上にパーティーシーンを盛り上げる。

お酒は20歳になってから。
飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
お酒は楽しくほどほどに。

ライブ情報

Z-MACHINES DEBUT LIVE -ZIMA presents Future Party-
2013年6月24日(月)
東京都 LIQUIDROOM ebisu
OPEN 19:00 / START 19:30 / END 21:30
出演者

Z-MACHINES / GOTH-TRAD / DJ KENTARO

内容

気鋭のトラックメーカーたちがロボットバンドのために書き下ろした未来のダンスミュージックを世界初公開。
人類の限界を超えたロボットの超絶プレイと豪華共演者のセッションも予定されている。
来場者には「ZIMA」1本をプレゼント。

参加方法

先着で1000名を無料で招待。事前のご予約は必要ございません。直接会場までお越しください。
※イベントの20歳未満の方の入場は固くお断りしております。入場の際には写真付きの身分証明証の提示をお願いいたします。

この夏、日本のパーティーをみんなで盛り上げよう! Z-MACHINESへの楽曲受付中!

応募方法

スマートフォンからのカンタン投稿
  • iPhoneで無料音楽コラボレーションアプリ「nana」をダウンロード。
  • 演奏してアプリで録音するだけで投稿が完了。
  • ギター1本やボーカルのみでも、簡単に投稿が可能。
PCからの本格投稿
  • 「Z-MACHINES」プロジェクトのWEBページから投稿を受付。
  • PCで本格的に作曲を行う人が対象。
  • カンタン投稿よりも再現性が高い演奏を「Z-MACHINES」が行う。

ロボットのライブ出演や楽曲制作のオファーを受付中。
Z-MACHINESは日本のパーティカルチャーを盛り上げるために「ZIMA」が開発した、「パーティを愛するすべて人に解放された演奏装置」であるロボット。そのため「うちのパーティを盛り上げたい!」というライブやパーティへの出演オファー、「超絶演奏能力を生かしてこういう曲が作りたい!」という曲作りへの使用などの要請をプロ・アマ問わず受け付けている。

※一般からの楽曲募集で特別賞を受賞したユーザーには、ギターロボットが使用するスタインバーガーと同モデルのギター「Steinberger Spirit GT-PRO Standard」をプレゼントする。