音楽ナタリー Power Push - 夢みるアドレセンス

とにかく明るい安村激推し!「今年の夏は夢アドの『サマーヌード』」

女の子と話すことは一度もなかった

──今回真心ブラザーズの「ENDLESS SUMMER NUDE」をサンプリングした楽曲を夢アドが歌うことになって、ヌードつながりで安村さんともコラボすることになりました。安村さんは「サマーヌード」含めて原曲を聴いていた世代ですか?

京佳

安村 そうですね。学生時代に聴いてました。もう15年以上前かな。みんなは真心ブラザーズさんの「サマーヌード」は聴いたことなかった?

京佳 なかったです。山下智久さんが主演されていたドラマの主題歌で知ったくらいで。

安村 山Pの「SUMMER NUDE'13」だね。

山田 私たちの世代だとそちらのほうが一般的かもしれませんね。

安村 真心さんの「サマーヌード」は本当に名曲で、今回の企画をやらせてもらうことになったときに芸人仲間と聴き直しましたからね。車の中で大合唱しました(笑)。

──青春時代を思い出しますよね。

安村 当時の僕は野球少年で、甲子園にも行ったんですよ。

小林 すごい!

安村 強豪校だったのでもう朝から晩まで野球三昧で地獄でした。1日がめっちゃ長く感じるからこれを3年間やるのかって思ったらツラくて……。そんなときに出会った曲が「サマーヌード」で。ツラい日々でしたけどこの曲を聴くと青春時代の思い出がよみがえってきますね。工業高校だったので女の子と話すことは1回もなかったですけど。

山田朱莉

山田 えー、それはツラくなかったですか?

安村 商業科の校舎がちょっと遠いところにあるんですけど、そこには女子がいて。休み時間になると野球部のやつらと商業科の校舎まで走っていって、階段を上ってる女子のパンツを見てました。しゃべったことは結局1度もなかったなあ。

志田 なんかアニメのシチュエーションみたいですね。

──夢アドのメンバーが同じクラスにいたらうれしいですよね。

安村 それはうれしいでしょ! でも実際にみんな学校に行ってるからクラスメイトは緊張しているんじゃないかな。俺ら男しかいなかったからよくわかんない……。

とにかく明るい朱莉

──学生時代に女性と触れあう機会がなかったからアイドルにハマったというわけではなく?

とにかく明るい安村

安村 10年くらい前からアイドルを好きになったんですけど、その頃付き合ってた彼女が今の奥さんで彼女がアイドル大好きだったんですよ。僕はまったくアイドルに興味がなかったんですけど奥さんと遊ぶと必ずBerryz工房のDVDを一緒に観させられて(笑)。ずっとリピートですよ? 吐くんじゃないかと思ったくらい(笑)。

──その影響で徐々にアイドルが好きになっていったと?

安村 最初は興味なかったから苦痛だったんですけど、だんだんとメンバーのキャラクターとか教えられていくうちに面白くなってきちゃって。それで奥さんと一緒に握手会に行ったんですよ。やっぱり生で会うと全然違うじゃないですか。それでハマっていきました。

──10年前のBerryz工房ということは、まだ彼女たちがデビューしたばかりの頃ですよね。みんな小学生くらいだったと思うのですが。

安村 そうです。小学生でした。

京佳 私、そのとき5歳だ(笑)。

安村 僕はもう芸人やってたよ。今年で芸歴15年。ってことは京佳ちゃんが生まれたときに芸人始めたんだな。運命的だね(笑)。

──そうやってBerryz工房からハマっていって、いろいろとアイドルを観るようになって。

安村 奥さんに連れられてっていうよりは、自分で「あ、いいな」って思うグループを観るようになっていきました。AKB48とかももいろクローバーZももちろん行きましたよ。ただ一緒に仕事することはなかったですね。夢アドが初めてです。

山田 なんかうれしいです。

左から小林玲、志田友美、京佳、山田朱莉。

──そんなアイドルファンの安村さんから見て夢アドはどうですか?

安村 やっぱりみんなきれいですよ。モデルさんだったんですよね?

志田 みんな「ピチレモン」出身でモデルをやってました。

安村 今けっこういろんなアイドルグループがあるじゃないですか。だからたまに「おいおいおい」みたいなね、「まあまあまあ」みたいな子がいるじゃないですか。でも夢アドは完璧。だから僕も目をあわせることができない(笑)。

山田 えー! あわせてくださいよ!

──いろいろなグループを見ている安村さんからしても夢アドはクオリティが高いと。

安村 5人が5人、みんなかわいい。それも違うタイプのかわいさだからすごいです。京佳ちゃんはやっぱり八重歯がかわいいですよね。あと僕、魚顔が好きなので。

京佳 よく魚顔って言われます!

安村 魚顔っていうか突撃顔かな(笑)。好きですね。そして小林さんは日本を代表するような美人さんですよね。和服とか絶対に似合うと思うので今後着てほしいです。

小林 ありがとうございます!

山田 私は?

安村 朱莉ちゃんはオカマ(笑)。とにかく明るいよね。

志田友美

山田 オカマは余計だけど“とにかく明るい”って言われたのうれしい!

安村 僕以外で“とにかく明るい”と付けるとしたら朱莉ちゃんしかいない。

──とにかく明るい一門に入りましたね!

山田 やった! じゃあ“とにかく明るい朱莉”を名乗ります(笑)。

安村 志田ちゃんは“とにかくおバカな友美”で。

志田 コラー!

ニューシングル「サマーヌード・アドレセンス」/ 2015年7月15日発売 / Sony Music Associated Records
初回生産限定盤A[CD+DVD]2500円 / AICL-2913~4
初回生産限定盤B [CD]1000円 / AICL-2915
初回生産限定盤C [CD]1000円 / AICL-2916
初回生産限定盤D [CD]1000円 / AICL-2917
初回生産限定盤E [CD]1000円 / AICL-2918
初回生産限定盤F [CD]1000円 / AICL-2919
通常盤 [CD]1000円 / AICL-2920
初回限定盤A CD収録曲
  1. サマーヌード・アドレセンス
  2. くらっちゅサマー
  3. ストロベリーサマー
  4. Hi! Summer Dreamer
  5. サマーヌード・アドレセンス(Instrumental)
  6. くらっちゅサマー(Instrumental)
  7. ストロベリーサマー(Instrumental)
  8. Hi! Summer Dreamer(Instrumental)
初回限定盤A DVD収録内容
  1. サマーヌード・アドレセンス(Music Video)
  2. くらっちゅサマー(Music Video)
  3. サマーヌード・アドレセンス(Making of Music Video)
  4. くらっちゅサマー(Making of Music Video)
初回限定盤B、C 収録曲
  1. サマーヌード・アドレセンス
  2. ストロベリーサマー
  3. サマーヌード・アドレセンス (Instrumental)
  4. ストロベリーサマー(Instrumental)
初回生産限定盤D、E 収録曲
  1. サマーヌード・アドレセンス
  2. Hi! Summer Dreamer
  3. サマーヌード・アドレセンス(Instrumental)
  4. Hi! Summer Dreamer(Instrumental)
初回生産限定盤F、通常盤 収録曲
  1. サマーヌード・アドレセンス
  2. くらっちゅサマー
  3. サマーヌード・アドレセンス(Instrumental)
  4. くらっちゅサマー(Instrumental)
夢みるアドレセンス
「#ユメトモの舞ツアー2015秋」
  • 2015年10月17日(土)愛知県 ElectricLadyLand
    OPEN 16:00 / START 16:30
  • 2015年10月25日(日)大阪府 umeda AKASO
    OPEN 15:00 / START 15:30
  • 2015年11月15日(日)東京都 メルパルクホール
    [第1部]OPEN 15:00 / START 15:30
    [第2部]OPEN 18:00 / START 18:30
夢みるアドレセンス(ユメミルアドレセンス)

荻野可鈴、山田朱莉、志田友美、小林玲、京佳の5人からなる女性アイドルグループ。人気ティーンファッション誌モデルを中心として2012年にグループ結成。ひたむきなステージパフォーマンスが同世代だけでなく、 幅広い層の支持・共感を集めている。2013年、2枚のミニアルバム「泣き虫スナイパ→」、「純情マリオネット」をリリースし、2014年4月には初の全国流通盤シングル「マワルセカイ」を発表。同年12月にはグループ最大規模の東京・東京国際フォーラムでのライブを実施した。2015年3月にはソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズより「Bye Bye My Days」でメジャーデビューを果たし、同年4月に中野サンプラザでのライブを成功。7月には真心ブラザーズの「ENDLESS SUMMER NUDE」をサンプリングして新たなメロディを乗せた「サマーヌード・アドレセンス」を発表した。

とにかく明るい安村(トニカクアカルイヤスムラ)

1982年3月15日生まれ、北海道旭川出身。2000年から栗山直人とアームストロングというコンビで活動するも、2014年に解散。以降はピン芸人として活動しパンツ一丁でさまざまな設定における“全裸に見えるポーズ”を披露してブレイクする。2015年には「R-1ぐらんぷり」のファイナリストとして決勝に進出した。