ユーロビート調でパリピな新アレンジ
──「Life is a Game」はミュージックビデオもクールな仕上がりになっていますね。
郡司 撮影のときに「笑うな。歯を出すな」って言われたんです。
川崎 めちゃめちゃ難しかったです。カメラが来るとニヤけそうになっちゃうんですよ。
郡司 Pimm'sは普段ずっと笑ってるんで。
郡司 同じカットをこんなに何度も撮ってくれるんだっていう。動くクレーンのカメラを初めて見ました(笑)。
──もう1つの表題曲「My Soul(Gekiヤver.)」についても聞かせてください。この曲は既発曲の「My Soul」を新たにアレンジしたものですね。
郡司 めっちゃユーロビート調になってます。1stシングルに「GekiヤVacation(Gekiヤver.)」という曲が収録されていて、その流れを受け継いで「My Soul」も“Gekiヤver.”にしていただいて。メッセージ性が強くてファンの方から愛されてる曲だから、「どういうアレンジになるんだろう」と不安だったんですけど、いい感じにパリピっぽくなりました(笑)。出だしの部分に紗弥のラップが入ってるし、全然違う曲になりましたね。
山口 そのラップの部分の歌詞は自分で作ったんですよ。不安だったんですけど、カッコよく仕上げてもらってよかったです。
──歌詞を手がけたのはこれが初?
山口 そうですね。韻とか全然わからないんで、とりあえず言葉をそれっぽく言うって感じでしたね。
──まだこの曲はライブで披露はしていないんですか?
郡司 まだ振り入れもしていないし、ライブではまだやってないですね(取材は1月中旬に実施)。
──お客さんの反応が楽しみですね。
郡司 リリイベでBGMとして流したことはあって、ファンの方は曲に合わせてパラパラを踊ってました(笑)。
デモを聴いて涙が止まらなかった
──シングルには表題曲のほかに「Light My Fire」「Our Place」「Change My Life」といったカップリング曲が3曲収録されています。
山口 ホントにヤバいです、この曲は! サビがヤバいです。
郡司 「馬鹿にされるそのたびに燃えた」とか、悔しいけど「やってやんぞ」みたいな感じの歌詞が曲調に合っていて。歌いながら感情がこもる1曲ですね。
川崎 カラーごとに順番に歌う部分もあって、そこもめっちゃ好きです。
山口 1人ひとりに合った歌詞になってるんです。
──「Our Place」では郡司さんが作詞に参加していますね。
郡司 Pimm'sに対しての思いを全部書き出したものを、作詞作曲していだいた山口リサさんに提出して、見事に歌詞にはめていただきました。智絵に歌詞を見せたら「まんまやん」と言われました(笑)。
郡司 グループのことを考えて書いた歌詞もあるんですけど、個人的な感情で書いたところもあって。あと、全体的に歌詞がポジティブですね。メンバーが入れ替わるたびにファンも入れ替わるので、この環境を守りたいという気持ちも込めました。あまり重くなりすぎないよう、前向きな感じにして。
──「Change My Life」はほかの収録曲とは雰囲気の違う、ミディアムバラードです。
郡司 この曲のデモをみんなで聴いたときに、私なぜか号泣しちゃって。歌詞を見ながら聴いてたら涙が止まらなくなっちゃったんです。そのくらい歌詞や曲調に響くものがありました。あまりにも泣きすぎるから運営の人に「えっ、辞めたいの?」って言われちゃいました(笑)。
川崎 Pimm'sのメンバー全員に当てはまる内容の歌詞だと思います。みんな曲に感情移入して歌ってるんじゃないかな。
川崎 全員泣きそうな顔してると思う(笑)。
郡司 歌に気持ちを込めやすいよう、紗弥ちゃんがシンプルな振り付けにしてくれました。
通過点だからこそソールドアウトさせたい
──2月からは、去年に続き2回目の開催となる東名阪ツアーが行われます。
郡司 Pimm'sって東名阪ツアーでもワンマンライブでも、チケットをソールドアウトしたことがないんですよ。だから今までと一緒じゃダメだと思って、3公演全部をソールドアウトさせるという目標のもとがんばっています。
──栗田さん、新谷さんは今回が東名阪ツアー初参加ですよね。
栗田 私が初めて観たPimm'sのライブが、去年の東名阪ツアーのファイナルなんですよ。観てる側だった私が、今度はステージに立つ側になるというのが不思議な感覚で。前回のツアーを超えていくような気持ちで挑みたいです。
新谷 私は正直不安が大きいです。前回のツアーファイナルのDVDを観たんですけど、私がここに立てるのかなと思って。でも、不安を超えていけるように全力でがんばります。
──今回のファイナル公演の会場はマイナビBLITZ赤坂です。
郡司 赤ブリ、マジでソールドアウトしたいなあ……。
川崎 ソールドアウトすることがすべてではないとわかってるんですけど、やっぱりたくさんの人に関わっていただいているんでそういった形で恩返ししたいんです。
郡司 Pimm'sがデビューライブをやったのが赤ブリのイベントなんですよ。デビューした場所にまた帰りたいという気持ちが6年間ずっとあるんです。昔から応援してくださってるファンの方にも思い入れがあると思うし、最近私たちを知った方には「こんな大きいステージにPimm'sは立てるんだ」と思ってほしいです。赤ブリはゴールじゃなくて通過点なんですけど、通過点だからこそソールドアウトさせたいんです。
- Pimm's「Life is a Game / My Soul(Gekiヤver.)」
- 2018年2月7日発売 / OTODAMA RECORDS
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タイプA [CD]
1000円 / POCE-11076- 収録曲
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- Life is a Game
- My Soul(Gekiヤver.)
- Light My Fire
- Our Place
- Life is a Game inst.
タイプB [CD]
1000円 / POCE-11077- 収録曲
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- Life is a Game
- My Soul(Gekiヤver.)
- Light My Fire
- Our Place
- My Soul(Gekiヤver.) inst.
タイプC [CD]
1000円 / POCE-11078- 収録曲
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- Life is a Game
- My Soul(Gekiヤver.)
- Light My Fire
- Our Place
- Our Place inst.
タイプD [CD]
1000円 / POCE-11079- 収録曲
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- Life is a Game
- My Soul(Gekiヤver.)
- Light My Fire
- Our Place
- Light My Fire inst.
タイプE [CD]
1000円 / POCE-11080- 収録曲
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- Life is a Game
- My Soul(Gekiヤver.)
- Light My Fire
- Our Place
- Change My Life
Pimm's 東名阪ツアー2018 ~LIVE is A GAME~
- 2018年2月18日(日)大阪府 LIVE SQUARE 2nd LINE
- 2018年2月25日(日)愛知県 RAD HALL
- 2018年3月7日(水)東京都 マイナビBLITZ赤坂
- Pimm's(ピムス)
- 2013年5月に結成されたアイドルグループ。“全力感”“雑草魂”をキーワードに掲げて活動しており、ファッション情報誌「S Cawaii!」専属モデルの郡司英里沙がリーダーを努めている。2017年7月にOTODAMA RECORDSより1stシングル「WA!! / GekiヤVacation(Gekiヤver.)」を発表。同年の2月から4月にかけて初の東名阪ツアー「限界突破」を行った。7月には新谷真由を新メンバーに加え7人体制に。2018年2月に2ndシングル「Life is a Game / My Soul(Gekiヤver)」をリリース。同年3月には東京・マイナビBLITZ赤坂にて東名阪ツアー「LIVE is A GAME」のファイナル公演を行う。