モトローラ特集|津田昌太朗が「ONE MUSIC CAMP」でスマホ「moto g52j 5G Ⅱ」を体験 (2/3)

「あの街に行ってみたい」と思ったときにフェスを探す

──津田さんは今回の「ONE MUSIC CAMP」の出演者の中で注目しているアーティストはいますか?

このあとライブが楽しみなのはTENDOUJI。同世代の希望の星として今日も全力で楽しみます。あとはGEZAN、ROTH BART BARON。今年の「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演した邦楽アーティストの中でも評価されている2組が一気に観られるのはいいですよね。明日出演するゆうらん船も注目ですよね。あと「ONE MUSIC CAMP」は過去にもClap Your Hands Say Yeahが出演していたりと、海外のアーティストもラインナップされているのですが、今年はバンコクのRosalynなど、ここ最近アジアのアーティストを積極的に取り入れていて、面白いブッキングだなと思います。

──海外のアーティストにも目を光らせているんですね。「moto g52j 5G Ⅱ」にはSIMカードを入れるスロットが2つあるのですが、津田さんのように海外のフェスにも足を運ぶことが多い方にはぴったりなのではないかと。SIMとmicroSDを入れることや、SIMを2枚入れて電話番号を2つ持つこともできます。

めっちゃいいですね。僕、SIMは2枚入れたい派で。海外のフェスへ行くときは海外用のSIMカードを使うので、「g52j Ⅱ」を持って行きたいです。

──津田さんは国内外問わず多くのフェスに足を運んでいますが、フェス選びの際のポイントはありますか?

最近は仕事で行くことも多いですが、僕としては行ったことのない街に行きたいという思いもあって。今は47都道府県どこでもフェスをやってるので、「あの街に行ってみたい」と思ったときに、そこでフェスが開催されていないか調べて行くことも多いです。

──それはいいですね。音楽フェスになじみがない人も、旅行がてらということであれば行くきっかけが増えそうです。

そうなんですよ。フェスに行ったことがない人に「まずどのフェスに行けばいいですか?」と聞かれたら「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「SUMMER SONIC」を勧めるのがベターなのかもしれないですけど、「意外と地元でもフェスやってるよ」と伝えたいですね。それこそ「ONE MUSIC CAMP」は会場周辺に住宅があるので、主催者の人が毎年近隣の方々に挨拶に行くそうなんです。音の問題もあるし、開催当初は「フェスって何?」という感じもあったそうですけど、最近は「フェスの時期になったら孫が帰ってくる」と言ってもらえているとか。そういうエピソードを聞いて、地元でやるフェスっていいなと。

──なんだかほっこりしました。最近だとフェスを開催する目的の1つに町おこしを挙げるフェスも多いですよね。

かなり増えましたよね。街なかで開催しているフェスや、行政が主催しているフェスがあったり。例えば茨城の「結いのおと」というフェスは、商工会議所の職員の方が主催者で、町おこしの一環としてフェスを開催しています。初めは外から人を呼ぶことを目的にしていたけど、いざフェスをやってみるとインナーコミュニケーションが活性化しているとか。街の若い人たちが、フェスなら手伝いたいと手を挙げる人も多いそうです。

──地域に住む人同士もフェスでいいつながりを得ているんですね。

そうですね。あとは先ほどお話した「ARIFUJI WEEKENDERS」は会場までのバスを増発させたり、フードエリアに地元の店を入れたりすることで、その地域に新たな雇用が生まれていたりもします。また、兵庫出身ということでステージMCをさせてもらったのですが、市長と県知事がステージで挨拶する時間があったんです。県知事はその日出演していたスチャダラパーが大好きということで、昔の思い出話をして終わる予定だったのすが、最後に「兵庫県をフェス県にします!」と宣言して、お客さんがワーッと盛り上がるみたいなことがありました。地元の新聞でもそのセリフが大きく取り上げられていましたし、兵庫のフェスはさらに盛り上がるんじゃないかと期待しています。

「moto g52j 5G Ⅱ」でプールサイドのDJを撮る津田昌太朗氏。

「moto g52j 5G Ⅱ」でプールサイドのDJを撮る津田昌太朗氏。

猛暑の中で野外フェスはどう変わるべきか

──先ほどフェスに行ったことがない人に勧めるなら、というお話をされていましたが、ほかにフェス初心者の方にアドバイスはありますか?

フェスに行く前に毎日1駅分歩いてみるとか、少しでも体力をつけたほうがいいのかなと。特に今年は猛暑だったので、その中で1日中歩き回るのは大変なので。フェスのために生きているわけではないですけど、「今年もフェスに行くし、ちょっと体力をつけようかな」と日常の目標にもなると思うんですよね。フェスは基本的に年1回開催なので、毎年同じフェスに行っていると去年よりも暑いな、とか定点観測みたいなこともできて。20年くらい野外フェスに参加し続けていますが、確実に日本は暑くなったなと感じますね。

──たくさんのフェスに足を運んでいる津田さんにぜひ伺いたいと思っていたのが今夏の猛暑についてで。それこそ今年「SUMMER SONIC」に出演したマカロニえんぴつのはっとりさんがフェスに対して猛暑の対策を提言されていましたが、津田さんは猛暑の中でのフェスについて、どう感じていますか?

この問題についてはどこのインタビューでも聞かれますね。変えないといけないことはたくさんあると思います。SNSなどで「日程を変えたほうがいい」という声を多く見ましたが、現実的にすぐに日程は変えられないよなとも思っていて。例えば「ロッキン」「サマソニ」「フジロック」が一斉に秋に開催しますと宣言しても、結局ほかのフェスが夏に開催すると思うんですよね。業界全体で変えていかないと意味がない。そもそも海外の出演者がいるフェスはほかの国のフェスのスケジュールなどもある中での日程ですし、一概にすぐに時期をずらせば解決ということでもないのかなと。

──なかなか難しい問題ですね。

海外だとフェスのスタート時間を遅めにするとか、混雑が予想されるアーティストの出番を夕方にするとか、そういう対応をしていることが多いんですけどね。ヨーロッパだとスペインや、アジアだと赤道に近い国では午後からスタートというフェスも多いですが、その分朝までやっていたりもします。例えば「サマソニ」の東京会場のZOZOマリンスタジアムや「ロッキン」の蘇我スポーツ公園で、朝までやれるかというと正直難しいのかなと。そんな中で、日本のフェスでまず積極的にしないといけないことは、シンプルなことですが、水を配ることかなと思います。海外のフェスはエコの観点から給水エリアが多いんですよ。ボトルは各自に持参してもらって、水は無料で給水してもらう。ほかにもアメリカの「コーチェラ・フェスティバル」は、最前列の人が飲めるようにステージ前にペットボトルを置いていたりもします。そういうすぐに変えられるところは変えたほうがいいと思いますね。費用がかかるという問題もあるかもしれませんが、企業と組んでそういったことをやればそのブランドイメージもかなりよくなるのではないのかなと。

津田昌太朗氏が「moto g52j 5G Ⅱ」を使用している様子。

津田昌太朗氏が「moto g52j 5G Ⅱ」を使用している様子。

──最後に、津田さんはフェスジャーナリストとして、今後どんなシーンで「moto g52j 5G Ⅱ」を使っていきたいですか?

海外のフェス取材に行くときですかね。限られた予算の中で取材を行っているのでカメラマンが同行できないことが多いのですが、「g52j Ⅱ」があればある程度自分で撮影できるんじゃないかなって。アーティストを撮るというよりは景色や食べ物を撮る感じになるのかなと思いますが、そういうフェスの取材で使ってみたいですね。

──改めて「moto g52j 5G Ⅱ」は、フェスのさまざまな場面で活躍しそうですね。

そうですね。最近の日本のフェスは多様化しているので、まずはスマホをフェスに合った「g52j Ⅱ」に変えて強化しつつ、自分自身も強化して、万全の状態でフェスに行くといいんじゃないかなと思います。

moto g52j 5G Ⅱで撮影した
「ONE MUSIC CAMP 2023」の様子