音楽ナタリー Power Push - うたパス「Listen with」特集 Vol.8 flumpool

メンバーも大満足!ファンとの音楽共有体験

auの定額制音楽配信サービス「うたパス」で、アーティストやタレントがセレクトした楽曲をユーザーがリアルタイムで聴きながらチャットできるソーシャル機能「Listen with」が展開されている。先日より「うたパス」および「KKBOX」アプリを通して「Listen with」イベントも開催されており、これまでにザ・チャレンジ、WEAVER、楠田亜衣奈、MACO、ゆるめるモ!、さかいゆう、井上苑子が出演し、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。

音楽ナタリーではイベントの実施に合わせて「Listen with」の特集連載を掲載している。第8弾となる特集には、11月21日に「Listen with」に参加したflumpoolが登場する(参照:盟友&後輩も乱入!flumpool「Listen with」は大盛り上がり)。今回はイベント終了直後のメンバーにインタビューを行い、「Listen with」の魅力を聞いた。

取材・文 / 中野明子 撮影 / 上飯坂一

アーティストを身近に感じることができる

山村隆太(Vo)

──皆さん「Listen with」をかなり楽しんでいたようですが、いかがでしたか?

阪井一生(G) もっとやりたかったくらい。すごい楽しかった!

山村隆太(Vo) 同じ曲をみんなで一緒に聴くって、できそうでできないもんね。しかも聴きながらチャットができるから、1人でその曲を聴いてるのとは感覚が全然違う。その面白さは「Listen with」ならではだと思いましたね。ライブでもファンと同じ空間を共有できるけど、自分たちの曲をじっくり聴くことはできないから。

小倉誠司(Dr) 確かに。ライブが終わってから感想を言い合ったりすることはあると思いますけど、曲を聴きながら人と話すことってできないからね。とにかく俺はファンのコメントが流れるのが早くてびっくりしましたね。1曲に対して、みんなが「ここの歌詞が好き」「ここいいよね」っていろんなコメントをくれて。

尼川元気(B) 俺は、気が緩みました。かなりリラックスできる雰囲気で、ホントにメールしてる感覚でチャットしちゃって。思わず爆弾発言しそうになりましたね(笑)。個人的にも始めちゃおうかなってくらい面白かった。

山村隆太(Vo)

山村 自分の好きなアーティストがこういうのやってたらめっちゃうれしいよな。

尼川 うん。自分たちの曲も解説付きで流せるし、いつかアルバム試聴会とかやってみたいな。

──今、尼川さんから今後「Listen with」でやってみたいことのアイデアが出てきましたが、ほかの皆さんはどうですか?

阪井 flumpool以外の曲をかける企画を一度やってみたいですね。自分らが好きな曲だけをひたすらかけて、ファンの反応を見たいな。

尼川 そうだね。flumpoolを知ってる人が来るわけだから、俺らの曲を聴くのは飽きてるだろうし(笑)。

山村 いやいや! でも自分たちのルーツを紹介して、ファンに新しい音楽や自分たちの趣味を紹介するのは面白そうですね。

阪井 そうそう。逆の立場だったらテンション上がるもんな。

尼川 生配信とかでトークを聴くよりも、影響を受けた曲とか、ルーツになった曲を一緒に聴くほうがアーティストを身近に感じられる気がする。

SNSで知るflumpoolのイメージ

──皆さんは普段、「KKBOX」や「うたパス」をはじめとするサブスクリプションサービスは活用されていますか?

尼川元気(B)

尼川 実はあんまり使ってなくて、アルバムをCDやダウンロードで買うことが多いんです。

小倉 でも、サブスクリプションサービスって定額で音楽が聴き放題ってことでしょ? すごいよな。いろんなアーティストと出会えそうだし、いい機会だから活用してみようよ。

尼川 そうだな。CD全部捨てて、使おう!(笑)

小倉 それはやりすぎ!

──音楽の聴き方もそうですけど、インターネットの発達によって皆さんの音楽活動もデビュー当時から比べていろんな形で変化してきたと思います。

山村 そうですね。YouTubeとかニコ生とかで、自分が発信したいものを発信できるのはいいですよね。リスナーにより近付けるチャンスがあるわけだし、自分たちだけじゃなく、音楽業界自体にとってもすごくいいことだなと思ってます。

──またSNSの普及によって、ファンと交流する形が変わってきたと思うのですが、その点はいかがですか?

山村 実はflumpoolの場合、自分たちが直接SNSを通してファンと交流することはあまりなくて。一生がTwitterをやってるくらいかな。でも、SNSを見ていると、みんなflumpoolに対していろんなイメージを持っているんだなと思いますね。あとファンがどういう気持ちで僕らの音楽を聴いているのか、どういうふうに聴いているのか、ライブでどんな曲を聴きたいのかがわかるのはいいですね。そういう意見を踏まえて、自分たちの活動に生かすこともあります。

うたパス

「うたパス」はauの定額制音楽配信サービスです。月額300円(税抜)(※1)で最新のJ-POPからアニソンやカラオケ定番曲まで、500以上の多彩なチャンネルから選び、聴き放題で楽しむことができます。

<キャンペーン期間> 2015年12月31日まで

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※再生中の音楽を保存することはできません。

うたパス「Listen with」

アーティストと一緒に聴こう
アーティストとチャットを楽しもう

「Listen with」とは、有名人やアーティストと一緒に同じ音楽を聴きながらチャットができるソーシャル機能。アーティストが自身の曲、影響を受けた曲、好きな曲などを再生し、ファンはアーティストとチャットで会話が楽しめます。

※「うたパス」「KKBOX」アプリから参加する事が可能です。

flumpool(フランプール)
flumpool

山村隆太(Vo)、阪井一生(G)、尼川元気(B)、小倉誠司(Dr)の4人からなるバンド。2008年10月にメジャーデビュー作となる配信シングル「花になれ」を発表し、10日間で100万ダウンロードを記録した。2009年にはシングル「星に願いを」のヒットで注目を集め、10月には初の東京・日本武道館公演、年末には「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たした。2010年12月に4日間にわたるアリーナライブも大成功に収め、2011年9月に「第78回NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部課題曲に採用された「証」をシングルとしてリリースし、3年連続で「NHK紅白歌合戦」に出演。デビュー5周年を迎えた2013年10月には日本武道館で2日間にわたりスペシャルライブを行った。2014年4月からは10万人を動員する全国ツアー「5th Anniversary tour 2014『MOMENT』」を開催。5月に初のベストアルバム「The Best 2008-2014『MONUMENT』」をリリースした。2015年8月にバンド初の単独野外公演を故郷である大阪・大泉緑地で開催し、同ライブの模様を収めた映像作品を11月に発表。12月30、31日には神奈川・横浜アリーナでの初の単独カウントダウンライブを開催する。またアニメ映画およびテレビアニメ「亜人」主題歌「夜は眠れるかい?」を含むシングルのリリースが2016年2月に予定されている。

flumpool「flumpool 真夏の野外★LIVE 2015 『FOR ROOTS』 ~オオサカ・フィールズ・フォーエバー~」
2015年11月18日発売 / A-Sketch
[Blu-ray Disc 2枚組]
6900円 / AZXS-1013
[DVD 2枚組]
5900円 / AZBS-1033
flumpool「夜は眠れるかい?」
2016年2月3日発売 / A-Sketch
初回限定盤 [CD+DVD]
1836円 / AZZS-41
通常盤 [CD]
1296円 / AZCS-2060

2016年1月12日更新