KUZIRA「Deep Down」 PR

山本響(Maki) × 浜口飛雄也(moon drop) × 末武竜之介(KUZIRA) × 池田篤(ニアフレンズ)|TRUST RECORDSに新たな風を巻き起こす個性豊かな4組

岐阜県出身のメロディックパンクバンド・KUZIRAがTRUST RECORDSから初の全国流通盤「Deep Down」を8月1日にリリースした。

彼らはレーベルに所属して早々、TRUST RECORDSのレーベルツアー「TRUST TOUR 2018」およびツアーのキックオフイベント「TRUST TOUR 2018 -KICK OFF PARTY-」に出演し、TRUST RECORDSのバンドとして全国を駆け回っている。そこで今回音楽ナタリーではKUZIRAのほか、今年TRUST RECORDSからデビューしたMaki、TRUST RECORDSとBUNS RECORDSの合同レーベルからデビューしたmoon drop、10月にTRUST RECORDSからデビューが決まっているニアフレンズの4組のフロントマンによる座談会を実施した。個性豊かな4組の勢いと意気込みを感じ取ってほしい。

取材・文 / 小林千絵 撮影 / 山崎玲士

ラブソングを歌うmoon drop

──最初に、自己紹介を兼ねてご自身のバンドをひと言で紹介してください。

左から浜口飛雄也(Vo, G / moon drop)、山本響(B, Vo / Maki)、末武竜之介(G, Vo / KUZIRA)、池田篤(Vo, G / ニアフレンズ)。

浜口飛雄也(Vo, G / moon drop) moon dropの浜口飛雄也です。ラブソングばっかり書いています。

山本響(B, Vo / Maki) Makiの響です。スリーピースバンドです。

末武竜之介(G, Vo / KUZIRA) KUZIRAの末武竜之介です。ひと言で表すと「陰」です。

一同 ええ!

池田篤(Vo, G / ニアフレンズ) 大阪のニアフレンズです。ひと言で表すなら「人間」ですかね。

──moon dropは「ラブソングばっかり」とのことですが。

山本 逆にmoon dropのラブソング以外の曲って聴いたことない。

池田 確かに、moon dropが俺らみたいな熱い曲歌ってたら嫌だって思うわ。なんでラブソングばっかりなん?

浜口 ラブソングしか書けなくて。普段ずっとぼーっとしてるタイプの人間なんですよ。自分と関係ないことは流しちゃう。その中で唯一、恋愛についてはいろいろ考えるって言うか。感情が浮き沈みするのが恋愛だけなんですよね。

──じゃあ書かれているのも実際に経験した恋愛なんですか?

浜口飛雄也(Vo, G / moon drop)

浜口 そうです。

山本 すごい。幸せやなあ(笑)。

池田 いろいろ経験してるってことやんね?

浜口 どうやろ? みんながどんな恋愛してるんか聞きたいんやけど(笑)。

一同 あはは!(笑)

浜口 よく「優しいバンド」みたいなことを言われるんですけど、自分ではそんなつもりなくて。優しいことを書こうと思ったことは1回……「やさしい唄」を書いたときだけで、普段はそういうことは意識しないで、そのとき思ったことを歌にしてる。自分の感じたままを言葉にして歌ってます。

“スリーピース”Makiの始まりは

──Makiは「スリーピース」という自己紹介でした。

山本 自分たちはどういうバンドかなって考えたときにパッと浮かんだのが「3人いる」ということで。でも、もともとバンドを組むならスリーピースバンドがいいなと思ってました。好きなバンドとか、今まで聴いてきたバンドはスリーピースが多くて、「3人でできることをやる」というスリーピースバンドってカッコいいなと思っていたので。

山本響(B, Vo / Maki)

──好きなスリーピースバンドというのは、例えば?

山本 自分で聴こうと思ったわけじゃなかったんですけど、反抗期が来る前に親父に「お前、そろそろ反抗期が来るからこの音楽を聴いとけ」ってCD渡されて。

一同 ええ!

山本 そこで聴いたのがNirvana。それがバンドというものを意識した最初の体験でした。

──皆さんから見て、Makiはどういうバンドですか?

池田 すごくまっすぐだと思う。まっすぐだけど絶対に真似できない。歌詞とか雰囲気とか。

浜口 文才、すごいと思います。

山本 なんか……悪い気しないっすね(笑)。

──今、歌詞の話が出ました。先ほど浜口さんは恋愛が歌詞の根源になると言っていましたが、山本さんは何が歌詞の根源ですか?

山本 マンガや映画が好きなので、そういうものから感じたことを歌詞にすることが多いですね。読んだり観たりしたあとに、ただ「自分はこう思いました」って感想文にしてもしょうもないし、「それを感じて自分はどう行動するか?」ということを考えて書いてます。

池田 へえ。

山本 なんでだろう……ただ単に誰かにわかってほしいだけかもしれないです。自分が思ったことを発信して、それに共感してくれる人がいたり、逆に共感してくれない人や批判する人、興味も持たない人もいる。それでいいのかなって。ただ自分の思ってることを発信させてもらって、何か気付いてくれる人がいればいいなと思ってやってます。第三者の意見じゃなくて、あくまでも自分の主観で思ってることを、発信し続けられたらいいなと。