J-POPの雰囲気も意識した

本作には韓国で発表した楽曲の中からキム・ヒョンジュン本人が「ぜひ日本語詞でレコーディングしたい」と熱望した楽曲の日本語バージョンが収録されている。

「『Lucky Guy』は（韓国語版と差別化をするために）さらにアップグレードさせて、垢ぬけた感じにしよう、『KISS KISS』はもっと優しい部分を追加しようと、意見を言いました。また、日本で活動するのでJ-POPの要素を加えて、聴きやすいミックスにしています」

アルバムタイトル「UNLIMITED」に込めた思い

自身で命名したアルバムタイトルについては「今まで活動してきたフィールドの中だけにいつまでも留まっているわけにはいかないという気がしました。今回のアルバムでは『HEAT』をはじめとする本格的なロックサウンドを勉強して、いろいろな挑戦ができるようになったし、私の中の音楽スペックをさらに広く表現することができました。決まった枠組みに縛られないという意味で、タイトルを『UNLIMITED』にしました」とのことだ。

ステージでは毎回新しい姿をお見せしたい

2013年1月からは全国10カ所12公演の全国ツアー「Kim Hyun Joong Japan tour 2013"UNLIMITED"」がスタートする。10月に武道館で行ったファンイベントでは生バンドでのパフォーマンスを披露したが、このツアーについては「ステージでは毎回新しい姿をお見せしたい、という気持ちをいつも持っています。同じ曲でも違うアレンジにしてみたり、ステージでのパフォーマンスなどに変化をつけてみるなどいつも考えています。私の名前をかけたツアーを準備するということがとても感慨深く、また、責任感も感じています。いつもご声援をいただいている気持ちを忘れず、練習を重ねて、必ず良いステージお見せしたいと思っています」と熱意を語っている。